そろそろ梅雨入りの季節ですが、もうだいぶ暑くなってきましたね。すっかり夏の気温です。こうして机に向かっていても、肘のあたりがヌルヌルです。
ゴールデンウィーク明けから一ヶ月ぶりに山梨を訪れました。前回囲っておいた土地が奪われないよう、とっとと土台を確保しておこうという魂胆ですね。
破滅小屋建設手順
それでは、作業日誌的に書いていきます。
小屋の名称は「破滅小屋(仮)」としておきます。「破滅館」とかでもいいですね。連続殺人事件が起きそうですね。
余談ですが、この開墾作業は近隣住民を不安のズンドコにたたき落としたらしく、警察にツーホーされちゃいました。このエピソードだけでご飯三杯ぐらいイケるので、追々書きます。
それでは、とりあえず今回の作業内容について一個ずつ。
破滅小屋の資材を購入
まず、到着早々物凄い勢いで草が生い茂っているのを確認し、軽く絶望。
破滅派同人のテッシーこと手嶋くんに草刈を任せ、僕は近所のコメリへお買い物。
木材や沓石、砕石などを入手しました。店員さんがトラックに積んでくれたんですが、汗だくになってましたよ。お会計¥20,000なーりー。
山へ戻り、資材の積み込み。
積み込みといっても、運搬道具は小さい一輪車しかないので、とりあえず手で運びます。
今のところ、まだ材料が少ないので重労働という感じはしません。
なお、この日のファッションテーマは「懲役」です。
破滅小屋の設計
材料を買ってきてから設計。普通逆なんですが、家建てたことないのでとりあえずやってみようと。
強度とかもよくわからないので、見よう見まねで組んでみます。
完全に自由研究のレベルですね。
正方形の枠ができたら、地面に置いて、沓石の場所を決定。全部だいたいで決めてます。
破滅小屋のための穴堀り
なんとなくここら辺に建てようというのが決まった段階で、やおら穴を掘り始めます。
足場を固めて水平を取るためにこうするんだそうです。沓石を地面に直接置いたらダメなんですね。
この穴堀りがとても大変でした! 根っこがものすごく張っている土地なので、普通の掘り方じゃぜんぜん歯が立たないのです。
全体重をかけてオラッとやらないと、根切りができません。このときばかりは体重が増えてよかったと思いました。
で、堀った穴に砕石を流し込み、タコと呼ばれる道具でガンガン叩いてならします。
これは大変楽しい仕事だったので、掘りすぎてしまいました。
想像以上に床が低くなったので、軒下がかなり湿気った小屋になると思います。
破滅小屋の水平を取りきれない
準備ができたら、沓石を置きます。
その沓石の上にさっき作った枠を置いて、水平器で水平を取る、と。
測量士が使っているレーザーみたいな機器もあることはあるんですが、使い方がまったくわからないので、水平器で我慢します。
と、ここまで行ったところで今回は時間切れでした。
建設現場にブルーシートをかぶせ、名残惜しくも去ることに。
ちなみにこの前日が会社の送別会だったので、そこで貰った花束を植えてきました。
完全に事件現場といった風情です。
その他、大変だったこと
- 草の伸びるスピードが半端ない。中途半端に笹を刈ってしまった分、日光が届くようになってモリモリ育ってる。
- 暑かった。炎天下での野良仕事はキツい。
- 寝ている間に謎の虫に刺されて足がメチャ腫れた。たぶんブヨかアブ。
- 猿の大群が竹の新芽を食べに襲ってくるらしい。土地を共同購入したオジさんは畑を荒らされていた。
というわけで、だんだん破滅小屋もそれらしくなってきました。
秋までには一軒建てるぞ!
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編集ドゥーパ!
発行学研プラス
発売日2005 年 10 月 1 日