僕の経営する株式会社破滅派は東京都港区南青山xxxxxxxxxにて登記しております。「青山じゃんスゲー!」と言われることがたまにあるのですが、青山にオフィスを構えているわけではなく、バーチャルオフィスというものを使っています。
バーチャルオフィスというのは郵便物の受け取りやら電話の転送などを請け負ってくれて、一応登記の事務所として使えるという代物です。起業するときにバーチャルオフィスにしようと思ったのはだいたい下記の理由です。
- 社員が自分しかいないので、オフィスが必要ない
- 自宅で登記すると引越しのとき本店変更で登記し直しになる
もっとも代表取締役の住所は登記簿に書いてあるので、引越しで登記の変更申請しなきゃいけないのは一緒ということは後からわかったんですがね……
さて、本日メールで住所を伝えるときに件の住所でググってみたところ、こんな記事が見つかりました。
東京都港区南青山xxxxxxxxx 貸し住所:バーチャルオフィス って? その住所、大丈夫!?
http://blog.livedoor.jp/blacklist001/archives/599568.html
なんでもバーチャルオフィスがペニーオークションなどの詐欺サイトの運営元の登記先として使われていたので、それについての警告が書かれているわけですね。
ポイント決済は【ペイキャッシュ http://www.paycash.jp/ 】なる会社を経由。決済代行会社所在地は競馬情報詐欺、出会い系詐欺と一致。
これらはPVS【ポイントバリューシステム】http://paytech.jp/ らの特徴と一致。
サイトデ構成・ザインもPVSと酷似。
で、こういうサイトがあることに関しては「まあそういう風に利用する輩もいるだろう」というぐらいで特に驚きはないのですが、困ったのがGoogle検索でこのページが1位になっていること。詳細住所をtitleタグに使うことってあまりないのですぐ1位になっちゃうんですね。
僕が行ったように、Googleマップを表示するときにブラウザのアドレスバーから検索して「地図」をクリックするというのはよくやると思います。
このステップ1においてすでにネガティブな情報がトップになっちゃってるわけですね。これは困りました。
共有レンタルサーバなんかでも、同じサーバにスパムサイトが一つでもあると、サーバ丸ごとブラックリスト入りになるケースなんかがありますが、それと同じ感じでしょうか。
対策としては、この記事みたいに同じtitleタグの記事を書いて検索対策をするというぐらいでしょうかね。
ただ、よく考えたら社名が破滅派なので、ネガティブな情報が1つや2つ増えたところで大して変わんないですね。いまのところお仕事はネットでの問い合わせが半数以上なのですが、破滅派なんて会社に仕事を頼むなんて思い切ったことするなーと人ごとのように思うことがたまにあります。
以上、思わぬバーチャルオフィスの弊害についてお伝えしました。そのうち事業拡大して人を増やしたらオフィスを構えます。