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忘れられる権利が僕のところにも来た

高橋文樹 高橋文樹

この投稿は 7年半 前に公開されました。いまではもう無効になった内容を含んでいるかもしれないことをご了承ください。

以前東京都港区南青山xxxxxxxが破滅している件という記事を書いたのですが、その件に関して当該ヴァーチャル・オフィスから「記事を削除してくれ」という簡易書留のお手紙が届きました。訴えられるのかと思いました。

はじめは「僕は自分の書いたものを変更するのは嫌です」と突っぱねていたのですが、あまりにも何度も来るので、しょうがなく住所を伏せ字にしました。せっかく住所で検索したときに自分のブログが1位になるよう頑張ったのに……

先方の要望によると……

  • 同じ住所で登記している会社が困っている
  • すでに当該記事にあるような犯罪に使われることがないよう対応済み

ということだったのです。

1つめに関しては「知らんがな」という感想。

2については確かに近年ぼくが個人的に注目している「忘れられる権利」にリンクしますね。もっとも、忘れられる権利は「検索結果」にしか適用されないので、当該記事を削除する必要はないのですが。

最終的に伏せ字に応じたのは、「苦情が凄い」という点に同情したからです。たしかに青山のバーチャルオフィスを月5,000円程度で使えるというのは便利な半面、客単価も安いわけですし、そんな商売やってて怒り心頭の顧客に「このブログ主は表現の自由へのこだわりがあって〜」とか説明してらんねえだろ、というのが同じ経営者として同情ポイント高かったです。

どうせ苦情入れている人も情弱だろうし、色々説明しても理解できないでしょうからね。はっきり言ってGoogleに苦情を入れるべき事案だと思うのですが、そんなこと説明してもどうせ(以下略

ただねえ。「顧客からの信用を失う」という苦情については、「だったらバーチャルオフィス使うのやめたら?」とは思いますが。本当はバーチャルオフィスなのにバーチャルオフィスじゃないかのように振る舞うのは、詐欺とは言いませんが、やや脱法的ですよ。僕はいつも名刺渡す時に「青山ですか!」って言われたら「そこに行っても誰もいませんよ」と言っています。

というわけで、同情心から生まれて初めて自分のブログ記事の一部を変更したわけですが、今後はなるべく自説を曲げずに執筆を続けていく所存です。

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