ノマドワーカーという言葉がありますが、人は本当に場所に縛られないで働くことができるのかということを確かめるため、先週1週間ほど山梨に行ってきました。やるべき仕事としては下記の通りです。
- 株式会社破滅派の大事な生命線である受託案件のお仕事
- 9/4に控える破滅フェスに向けた準備
- 破滅小屋の電気工事
一週間でこれらをサクッとできれば、僕もかなりのノマドワーカーだわい……と思っていたのですが、数々の壁が立ちはだかりました。
1. 風呂がない
破滅コミューンはまだ風呂がない(正確には風呂を沸かす装置がない)ので、いつもむかわの湯というところまで入りに行っていたのですが、なんとむかわの湯がポンプ故障で「しばらくお休みします」とのこと。
一週間の滞在中には直りそうになかったので、仕方なく別の温泉を探しました。近くには「べるが尾白の湯」と「薮の湯みはらし」という2件があったので、その2つに交代で入りました。どちらもまあまあよかったですが、むかわの湯は北杜市民ではなくても別荘所有者向けの安い料金があったので、ちょっと出費がかさんじゃいました。
2. 熊が出ているらしい
到着翌朝に「熊が出ている」という町内放送が入るという衝撃の自体。実は破滅コミューンの入り口には「クマ出没注意」の看板が出ているので、かなりのリアリティを持って僕を襲いました。
TwitterでつぶやいていたらOK Waveの中の人が対策を教えてくれたのですが、それによると音を出していればいいとのこと。とりあえずiPhoneをスピーカーにつないでガンガン流しておきました。
それでも破滅コミューン奥地の未開拓ゾーンに踏み入っていくと、藪の中でなにやら大きな獣が「ガルルーッ」とか唸りながら逃げて行ったりするので戦慄。竹をバキバキりながら逃げていったので、さぞかし大きな獣だったんでしょう。イノシシかクマのどっちかですかね。その夜は“bear attack”でセーフサーチオフの画像検索する(閲覧注意)などして心底震えたものです。
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3. 雨が止まない
一週間滞在して毎晩雨が降ってました。毎晩だとさすがに気がめいりますね〜。昼は力仕事をして夕方からプログラミングという予定だったのですが、さすがに毎晩雨だとやる気は半減でした。
そして気分的なこともさりながら、草を燃やせないことが一番ネックでした。破滅フェスに向けて整地しておこうと草刈りに励んだのですが、濡れてしまうとまったく燃えません。竹はただでさえ燃えにくいので、予定の3分の1も燃やせませんでした。
一週間滞在してみて
というわけで、いろいろ面倒がたくさんあったわけですが、一週間滞在してみて困った事は洗濯ぐらいでした。やはり都市じゃないと「コインランドリー」がないようです。あと、椅子がしょぼいパイプ椅子だったので、それも良くなかったですね。デスクワークをする場合はやはりいい椅子と机を使わないと疲れがたまってしまいます。
逆に言うと、そこら辺の細かい点だけ気をつけていれば、幾つかの家を持つライフスタイルというのも無理じゃないなと思いました。
ただし、仕事の効率はぶっちゃけ落ちますね。環境が変わるとやることが多いので、集中力が落ちるというか、ついつい電気工事しちゃうというか、表を歩く獣の気配が気になるというか……。一箇所に集まって閉じ込められて仕事するというのは意味があるんでしょうか。みんな嫌っている満員電車がなくならないというのも伊達じゃないですね。
そういえば、昔北アフリカを旅していたときノマドには会いましたが、仕事熱心という印象はまったくなかったです。やっぱり悠々自適というか、基本働かないのが本当のノマドワーカーなんでしょうか。
ついでに宣伝
というわけで、諸々準備を済ませたので、破滅フェスの宣伝です。
9/4の17:30からUstreamの破滅派TVチャンネルにて中継しますので、ぜひ来てください。破滅派TVはこちらから!