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おフランスに行ってきました

高橋文樹 高橋文樹

この投稿は 6年半 前に公開されました。いまではもう無効になった内容を含んでいるかもしれないことをご了承ください。

先日、WordCamp Europeというイベントがあったので、おフランスに行ってきました。といっても、このブログではWordPressネタを減らして、残りはCapital Pというサイトで書いていこうと思っているので、雑感をば。

僕とフランス

僕がフランスに行くのは4回目ぐらいで、しかもパリだけだったのですが、大学時代にフランス文学を専攻していたということもあり、なにかしら心に湧き上がるものはありましたね。

村上春樹と漫画がすごい

フランスにはfnacというツタヤ的なお店があるのですが、アジアの棚に行って驚いたのは、村上春樹の多さ。ほぼ全部が翻訳されているんじゃないですかね。あと、小川洋子も人気でした。

村上春樹が日本文学の1/3ぐらい占めてる

他に「おっ?」と思ったのは絲山秋子さんの小説が出ていたこと。

あと、漫画のコーナーはすごくて、「こんな漫画読むんだ?」というぐらい豊富なラインナップでした。『東京喰種』とか、最新刊の一個前ぐらいまで出てましたよ。

コーナーの名前が「SHONEN」

フランスはやはりアートの国

破滅派でも何度か表紙を描いていただいた俣野結衣さんというアーティストがフランス在住なので、遊びに行ったのですが、驚いたのが「お義母さんが絵の修復を生業にしている」ということ。

フランスではみんな壁に絵画を飾るので、『絵を買う』というのが当たり前なんですね。で、破れてしまった絵を二束三文で買ってきて、それを修復して売っているそうです。そんな仕事が成り立つんですね。

絵画の修復の一例

また、モンマルトルの丘で嫁さんの絵を描いてもらったのですが、ほんとうにアーティストがたくさんいて、やはりフランスは芸術の国なんだなと感心しました。

モンマルトルの丘

テロが多い

僕がコンコルド広場にいたとき、ちょうどシャンゼリゼ通りで車が憲兵隊に突っ込むというテロがありまして、急に道路が封鎖され始めました。なんかやばそうだなと、すぐにレンタルサイクルで遠ざかりましたが、あとで事件の詳細を知ってびっくりしました。犯人の車が炎上して犠牲者は犯人だけだったようですが、車には銃やガスボンベが積んであって、テロする気満々だったようです。

オランジュリー美術館の脇で、道が封鎖されだした

また、別の日には一緒にいった人が単独行動でベルギーに日帰りで遊びに行っていたのですが、帰ってくるなりブリュッセルの駅で自爆テロがあったそうで、ほんと、人生はわからないもんだなと思いましたよ。

DIYすごい

意外かもしれませんが、フランスのホームセンターのDIYコーナーが充実していました。Le Pivotという制作会社を経営されている日本人の畠井さんに案内されて行ったのですが、なんかすごいですね。

DIYする人はわかると思うんですが、風呂とか洗面台とかそんなオシャレなのはホームセンターに売ってないじゃないですか。でも、フランスだとあるんですよ。

なんでも、フランスは建物が古いので、自分で修繕することが多いそうです。また、修理を依頼しても職人がへたっぴでちゃんと治してくれないので、水道やら雨漏りやらを自分で直す羽目になるそうです。ここら辺、ウエルベックの小説のエピソードみたいで面白いですね。

服従 (河出文庫 ウ 6-3)

価格¥1,012

順位21,656位

ミシェル・ウエルベック

翻訳大塚 桃

発行河出書房新社

発売日2017 年 4 月 19 日

ボイラーを工事してもらえないエピソードが出てくる

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というわけで、とりとめありませんが、15年ぶりぐらいに訪れたフランスの話を終わります。

 

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