以前から事あるごとに言っていた千葉市SF作家の会 Dead Channel JP を立ち上げました。これは千葉市出身または在住・在勤経験のあるプロ作家で構成される会です。Webサイト(英語オンリー)はこちら。
明日から出かけるWorldCon 2019 Dublinに向けて、情報を整備する意味で用意しました。日本人がいきなり挨拶しても「お前誰?」ってなっちゃいますからね。
千葉市SF作家の会メンバー
石川宗生、小川哲、名倉編、高橋文樹の4名です。なぜこのメンバーかというと、「僕が実際に会ったことがあり、千葉市に縁があることが確認済み」だからです。千葉市に縁があるSF作家をしらみつぶしに調べたわけではないので、「おいおい俺/私が入ってないぜ?」というSF作家の方がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。ワールドコンに間に合えばサイトに掲載します! 参加条件は以下のいずれかを満たす、プロの(=商業媒体に原稿が載ったことのある)SF作家です。
- 千葉市出身である
- 千葉市に住んでいる・住んでいた
- 千葉市に通勤・通学している・していた
名前の由来
ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』第一部「千葉市憂愁」の有名な書き出しから採用しました。空きチャンネルが “dead channel” ですね。
港の空の色は、空きチャンネルに合わせたTVの色だった。
ウィリアム・ギブスン『ニューロマンサー』
「この色って砂嵐じゃなくて青じゃね?」という説が定期的に出回るらしいので、「港の空の色」を確認しにいくため、稲毛海浜公園の空を動画に収めてきました。暑かった……。
申し訳ございません、このリンクは現在利用できないようです。のちほどお試しください。
なぜ千葉市か
千葉市という異常に狭いスコープでやるのはなぜかというと、地域密着型の文化活動として適切に思うからです。最近調査して知ったのですが、中国・韓国・メキシコなどのSFコミュニティは、半ば国策として予算をつけてもらう形で海外進出してるらしいんですよね。一方、日本はクールジャパン(笑)という感じじゃないですか。なので、そうした文化推進活動の一つの切り口として地域密着型、それもSFというジャンルを絞ることで一点突破を測ります。最終目標はZOZO TOWNかAEONに予算を出してもらってワールドコンに参加し、ヒューゴー賞を受賞することです。
世間的には千葉市=SFというイメージはまったくないですが、情報発信をしていくことにより、なにかしら成果があがるのでは、と期待しています。とりあえずワールドコンから無事帰ってきたらなにか報告します。終わり。