あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
アイキャッチの画像は僕が作った「山谷感人年賀状」です。
2021年の振り返り
まず、去年にした作家活動をざっくり振り返ってみたいと思います。
- 1月、METACITY主催「多層都市幕張市」で千葉市SF作家の会 Dead Channel JP としてSFワークショップを開催。
- 5月、文学フリマで破滅派15号「90年代ホラー・オカルト特集」を発行。
- 7月、ダイヤモンド社『SF思考 ビジネスと自分の未来を考えるスキル』に短編「海の感情」が採録。
- 10月、SFマガジンに『SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略』書評掲載。
- 10月、阿佐ヶ谷ロフトAで「破滅ナイト! Vol.1 牧野楠葉『フェイク広告の巨匠』出版記念!」を開催。
- 11月、文学フリマで破滅派16号「追悼・山谷感人」を発行。
- 12月、『アウレリャーノがやってくる』を破滅派より発行。
プロジェクト・アウレリャーノでもお伝えしてきたとおり、無事発行できました。まだ購入されていない方はぜひよろしくお願いします。
申し訳ございません、このリンクは現在利用できないようです。のちほどお試しください。
今年は商業誌の掲載などは少なく、実は『SF思考』に寄稿した作品も書いたのは2020年だったりします。IT系の仕事も忙しく、それに母の介護なども重なって、相当ヘビーな一年でしたが、『アウレリャーノがやってくる』を出版できたというだけでも自分を褒めてあげたいです。
2022年の目標
- 破滅派が出版社になったので、年4冊出す。この過程で破滅派の出版方式を独自なものに固める。
- SFの短編が溜まっているので、がんばって本にする。これは破滅派以外の版元から出すことを目標にする。
- 過去に電子書籍で出した長編をPOD(プリント・オン・デマンド)として出す。
- 酒の量を減らして早起きする。朝の時間をクリエイティブタイムとして使う。村上春樹方式の採用。
他にも色々細かい目標はあるのですが、基本的には出版事業を頑張るということです。僕だけではなく、本が世に出るということ自体が書き手を成長させるので、それを破滅派という団体の活動の一環にうまく組み込みたいですね。
問題としては「自分で出版社を持ってる作家にどこの版元が依頼するのか?」というものがあり、実際、僕は出版社の代表となってしまったので依頼されづらくなると思います。基本的には持ち込みというか、営業をかけていくことになるのですが、ちゃんとしたロジックというか、「なぜ自分で出版社を運営しながら他所でも出すのか?」という問題について説明できるようになっていきたいと思っています。
なお、『アウレリャーノがやってくる』もまだまだ売っていかないといけないので、引き続きプロモーションの道を模索中です。まずは新年1月24日、破滅ナイト Vol.2 新人賞アンチパターンで新人賞をとったあとその後について紹介しますので、ぜひご参加ください。
それでは、本年も引き続きよろしくお願いします。