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コンテントレーション- conTentration -という概念を考えた

高橋文樹 高橋文樹

この投稿は 11年半 前に公開されました。いまではもう無効になった内容を含んでいるかもしれないことをご了承ください。

新しい言葉を考え出すのは新造語ネオロジスムと言いますが、新しい言葉を作りたいなーと常々思っていたので、このたび発表することにしました。

コンテントレーションの語源

コンテンツ (content) + コンセントレーション (concentration) を組み合せた造語です。英語で表記すると、 conTentration です。ポイントはTを大文字にすることですね。

中身(コンテンツ)と集中(コンセントレーション)を大事にするという理念です。1週間ぐらい前に思いつきました。ググっても出てこなかったので、僕が考えたと言い張っても問題はないでしょう。

なぜコンテントレーションが必要か

コンテントレーションは「コンテンツに集中しよう」という態度を意味します。人類が残せる情報量はIT技術の発達によってここ数十年で飛躍的に増加しています。インターネットはクソみたいな情報ばかりとお嘆きの紳士淑女は多いと思いますが、これはそもそもなぜでしょうか。

いまのところの結論としては、1つのダイアモンドよりも1,000の石コロがインターネットにおいて商売足りうるからです。Webサーフィンをしていたら、なにかよくわからないがリンクを辿りまくって気づいたら9時に出社したはずがもう11時ということはよくあるでしょう。人を惑わせて広告を沢山見させた方が儲かるというサイトはたくさんありますし、がんばってオリジナルなコンテンツを作るよりも沢山の模造品を作った方が労少なくして得る物が多いです。

しかしながら、最近はコンテンツ消費の姿が少しずつよくなってきているように思います。その具体例としては、RSSリーダーのReederなどですが、雑多な情報を排除した形でコンテンツを消費する場面が増えています。スマートフォンに対応したWebサイトなどでも「ごちゃごちゃバナーを出したりできないのでスパッとシングルカラム」というという構成は増えています。

Reederの画面
Reederの画面。RSSで全文配信していればこのまま読める。

これはコンテンツへの到達をコンテンツ以外の部分が少しずつ担うようになってきたためではないかと思います。SEOなどもこれまでは製品の外箱のために製品自体を変更するようなところがあったので、パンダアップデートの成果などが少しずつ表れてくれるといいですね。

ミニマリズムとはなにが違うのか

あんまり違いません。ファッションや建築の分野などでは無駄を削ぎ落していくことをミニマリズムといいます。音楽でもミニマルテクノとかありますよね。

コンテントレーションは無駄を削ぎ落していくこと自体よりも、「コンテンツは極力コンテンツのみから成り立つこと」「コンテンツへの到達をコンテンツ以外に任せること」の二点が重要です。

コンテントレーションのためにできること

ブログの個別記事ページをシングルカラムにする。いまのところ簡単にできそうなのはこれです。他にもなにか思いついたら追記します。なんか具体例がしょぼくてすいません。

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