さて、あなたはこのアイキャッチの画像に入る文字がわかりますでしょうか? ん? なになに聞こえないな? もっと大きな声で言ってごらん?
というゲスの極みおじさんごっこはさておき、Facebookは以前からこうした診断系コンテンツが多かったですが、最近は自尊心をくすぐるパターンが増えています。「このカラーテストに合格するのはn%の人だけです」とか、「この中で1文字だけ違う文字があります。5秒以内にわかったらIQ150!」とかそういうやつですね。
実際にやった人で解けなかった人はほとんどいないと思うのですが、みなさん結構素直に喜んでいますね。
いや、別に「気づけよw」とかは1mmも思ってないですよ。
こうした診断系コンテンツですが、以前はFacebookログイン機能を組み合わせて、メールアドレスを抜くパターンが多かったですが、最近は減りましたね。
その代わり、バズメディア系のサイトではいいねボタンを記事直下の一番押下率が高いところに配置してフォロワーを増やすという手法が多く見られます。ログインを促すと警戒されるようになってきたので、もうちょっとライトにフォロワーを獲得しようという魂胆ですね。シェアした人は個人情報抜かれない情強()かもしれませんが、その先で犠牲者楽しめる人がモリモリ増えますからね。Win-Winですよ。
僕も真似していいねボタンの配置を変えた所、100人ぐらい一気に増えました。ただ、伝えたい事がないのでどうしようもないんですけど。
ちなみに、こうしたゴミ最先端メディアのみなさんがなんでこんなことをするかというと、ページに「いいね!」してもらうとタイムラインにコンテンツを入れ込めるからですね。URLにいいねしてもらってもあんまりメリットがないということをゴミ最先端メディアの人たちは気づいているのでしょう。Facebookページに「いいね!」してもらった場合とURLに「いいね!」してもらった場合の価値があまりにも違いますからね。
僕個人の意見でいえば、単発のコンテンツに精魂込めて刹那的に勝負するタイトロープ・ダンサーがバカを見るような仕組みはあまりよくないと思いますがね。
というわけで、僕が今回の記事でお伝えしたかったのは、そういう現在のSNSでのフォロワー獲得戦略についてであり、診断コンテツやってる人が人類の下位10%だとか、IQ20だとか、そういうことを言いたいわけではありません。あ、そうそう、今日は国際女性デーだそうです。
Facebookは勉強になるなあ。今日も世界が平和でありますように。
価格¥524
順位52,646位
著瀬戸内 寂聴
発行光文社
発売日2009 年 6 月 11 日