WordCamp Kobe

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2011 年 9 月 17 日 2,150日前)
2,822文字 (読了時間7分)

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先週無事WordCamp Kobe 2011での講演を終えました。どうもありがとうございました。普段ブログを見たりしている人達とお会いできたのでとても有意義でした。

講演で使ったスライドは以下になります。動画はもうちょっとしたらWordCamp Kobeの実行委員会によって公式にアップされると思うので、そのときまた紹介します。

反省点

  1. Ustream配信にまたしても失敗。呪われているとしか思えない。失敗することになるUstを一生懸命設定している写真はこちら。
  2. 小ネタを挟みすぎて時間足りなかった。
  3. プラグインの話とかあんまり興味ないかなと思ったので、ほとんどWordPressと関係ない話になった。

補足事項

講演ではさらっとしか触れませんでしたが、もうちょっと喋りたかったことが以下になります。

販売モデルの話

電子書籍を自分で売る場合には販売モデルが非常に重要になってくると思います。ちょっと前にクリス・アンダーソンの「フリー」という書籍で紹介された「フリーミアムモデル」が話題になりましたが、そうしたことまで視野に入れてプロモーションを行なっていく必要があると思います。

フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略 [書籍]

著者クリス・アンダーソン

クリエーター小林弘人, 小林弘人, 高橋則明

出版社NHK出版

出版日2009 年 11 月 21 日

商品カテゴリーハードカバー

ページ数352

ISBN4140814047

Supported by amazon Product Advertising API

「ニコニコ動画でアニメを無料配信してもDVDの売上が上がるから大丈夫」とか、そういう成功モデルが少しずつ出てきてはいますが、何を売るかによって売り方も変わってくると思います。いま僕が考えている収益の得方は下記のような感じです。

ダウンロード販売
既存の販売方法と同じ。一つの電子書籍に対して対価を支払う。ただし、必ずしも一つの作品に対して値付けしなくてもいいので、売り方が肝になるかも。マルチシナリオのノベルゲームでシナリオに課金するような売り方もあり。
ファンモデル
有料会員制度。有料メルマガ会員と同じ。これは作家個人に対してお金を払う仕組みなので、個性的な作家に向いているかも。コンスタントに仕事をする人じゃないと、会員は怒っちゃうかもね。作者の死といったのはロラン・バルトだったと思うが、そういう意味では前時代的というか、19世紀的な作家のあり方。
Campfire方式
Campfireみたいにプロジェクト(電子書籍の場合は書籍?)単位でお金を出す人を募る。例えば、「1000円で買ってくれる人が1000人集まったら出します、その後は1500円で売ります」といったような、最低売上目標が達成されたら出す方法。グルーポンみたいに仮売上を計上しておいて実現後に決済するのがとりっぱぐれなくて理想的だが、だいたい仮売上の決済実行期限が1〜2ヶ月なので、筆が早くないと駄目かも。企画物とか、取材費がかかるものとかはいいかも。
広告モデル
Adsenseとかだと厳しいけれど、広告モデルも考えうる。ライター仕事をしたことがある人なら、提灯記事の一つや二つ書いていると思うので、あんまりこだわりない作家とかはこれで一儲けできるはず。ただこういうのって、最終的には2ちゃんのまとめ記事ブログ的なビジネスモデルに収斂されていくような気がするので、未来には荒野しかないような気もする。

とまあ、自分で電子書籍を販売する場合はこうしたことも考えていかなくてはなりません。いまはセオリーがないので、試行錯誤しながらやっていくことになるでしょう。

会員機能の拡充とファンによる販促行動

Literally WordPressはその仕様上、会員登録をしないといけないのですが、この会員登録がクセモノです。

というのも、個人でやるサービスで会員情報を取得しても「うまく活用できない割に管理が大変」という問題があります。また、利用者からしても大してメリットがないのに会員登録しなくてはいけないので、うまみが無いです。弱小サービスのパスワードは必ず忘れられる運命にあります。

WordPressの場合はTheme My Loginなどのプラグインを使えばそれなりに登録フローを改善できますが、やっぱりFacebookやTwitterなどのアカウントで利用できるようにした方がいいでしょう。いまはLiterally WordPressで実装するか、他のプラグインの利用方法を研究するかを検討中です。

で、こうした機能を実装することは単に会員登録のハードルを下げるだけでなく、会員とのコミュニケーションにも役立ちます。たとえばこんな感じ。

  • Facebookで「いいね」してくれた人には電子書籍を無料でプレゼント
  • Facebookのシェア機能やTwitterのDMで知り合いに割引クーポンを配布
  • 10人知り合いを紹介してくれたら会費無料の名誉会員に!

Facebookの高橋文樹ページでは「いいね」してくれた人をWordPress側から判別する機能だけは試験的につけていますが、これとWordPress上の会員情報をひもづければいろいろなプロモーションが可能になります。これについては、今後記事にしようかなと思ってます。

ちょっと専門的すぎるかなと思ったので講演では端折りましたが、ソーシャル上でバズるためにはこうした施策がかかせないはずです。

まあ、いまやっても「面白いプロモーションしてる」とIT業界関係者にちょっと注目されるだけかもしれませんが。

DRMについて

DRMについてはあえて語らなかったのですが、個人でやる場合は諦めた方がいいと思います。ファイルを購入してtorrentとかに放流されることに怯えるよりは、熱心にお金を払ってくれるファンを見つけることに注力したほうがよいかと。

PDFとかePubに会員情報のウォーターマーク入れるぐらいなら何とかできそうなので、暇があったら実装するかもしれません。

とまあ、話し始めたらきりがないのですが、補足はこんなところで。

WordCampの雑感

WordCamp自体は二年ぶりに参加したのですが、前より規模が大きくなっているので何よりでした。利用者の層としては、WebデザイナーやSOHOのWeb制作者が多かったという印象です。スマートフォンのセッションとかはじめてのテーマ作成みたいなのが人気でした。どっかでそういうネタも話してみようかなっと思います。リポートはWordCamp Japanにまとまってます。

 

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この記事について

この記事はが2011 年 9 月 17 日にWeb制作の記事として公開しました。

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