農薬マラチオン入り冷凍食品の件なのですが、昨晩製造元のアクリフーズと小売りの西友の人が菓子折りを持って自宅まで謝罪に来ました。それについてはわざわざ秘境グンマーから千葉くんだりまで関東平野縦断ご苦労様ですとしか言いようがないですね。営業本社は豊洲みたいですが。
菓子折りを貰ったときに「これにはマラチオン入ってないですよね」と軽いイングリッシュジョークでも言おうと思ったのですが、よく見たら森永製菓のものだったので自制しました
本日にはアクリフーズが会見をするそうなので、心情的には滑り込みセーフ。やはり報道で真実を知るのは気分が悪いです。
で、昨晩の説明によると
- 僕が食べたピザからはわずかなマラチオン(0.32ppm)が検出
- 1回目の検査(健康に害のある1ppm基準)では出なかったが、2回目の厳重な検査(より厳密な0.01ppm)でわかった
- WHOの定める許容量としては特に問題ないレベル(1日あたり体重kg×2mg)
だそうです。1月頭には「問題ないレベル」という連絡を貰っていたのですが、具体的な数値で貰った方がやはり安心感がありますね。
また、製品によっては検出レベルがだいぶ異なるようで、コロッケとかは15,000ppmも検出されてます。なんと僕の食べたピザの50,000倍。袋を開けた瞬間に気づくレベルだったんじゃないでしょうか。このコロッケは一個食べたらアウトだったようです。
さらに意外だったのは、検出されたのが9件ということ。少ないですね。すべての検体を回収できたわけではないでしょうが、3,000件近く問い合わせがあって9件ですよ。サポートセンターって重要なんですね。僕が担当者だったら「勘違いですよ、そんなの」とかいって見落としてる可能性があります。見落とした挙げ句、僕みたいな消費者に見つかってクレーム食らってアウトですね。わかります。
労使交渉のこじれが消費者に跳ね返ってくるのも困ります。労使消の三すくみでロシアンルーレットやってるみたいな感じです。毎日が『ディアハンター』状態。これに関してはちょっと解決策思いつかないですね。
価格¥1,222
順位87,515位
出演ロバート・デ・ニーロ, クリストファー・ウォーケン, メリル・ストリープ
監督マイケル・チミノ
発行Nbcユニバーサル エンターテイメント
発売日2012 年 4 月 13 日
ファットボーイ・スリムのPVにも出てたクリストファー・ウォーケンの出世作。
以前、小説の下調べに鉄砲の製造の歴史を調べたことがあるのですが、鉄砲製造の機械化を急ぐ資本家と熟練した技術を持つ職人の間で闘争が起き、時には工場長が暴徒化した職人に殺されることもあったそうです。労使間の問題はそうした19世紀的な方法を取ってでも、ぜひ労使間でなんとかして解決していただきたいと思う一方、消費者だけそこから抜け出すのは無理そうです。友人が言っていた「閻魔大王も亡者も獄卒もみな地獄の住人であることに変わりはない、六道の最下層にしかいない」という言葉が思い出されます。ちなみに、タイトルの等活地獄とは次のような地獄です。
想地獄の別名を持つ。いたずらに生き物の命を断つものがこの地獄に堕ち、ケラ・アリ・蚊(カ)・蝱(アブ)の小虫を殺した者も、懺悔しなければ必ずこの地獄に堕ちると説かれている。また、生前争いが好きだったものや、反乱で死んだものもここに落ちるといわれている。
閻浮提の地下、1千由旬にある。縦広斉等にして1万由旬ある。この中の罪人は互いに害心を抱き、自らの身に備わった鉄の爪や刀剣などで殺しあうという。そうでない者も獄卒に身体を切り裂かれ、粉砕され、死ぬが、涼風が吹いて、また獄卒の「活きよ、活きよ」の声で元の身体に等しく生き返る、という責め苦が繰り返されるゆえに、等活という。ただし、この「死亡しても肉体が再生して苦しみが続く」現象は他の八大地獄や小地獄でも見られる。
現実社会と同じやないか! 終わり。