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山梨開拓日誌〜棟上げ編〜

高橋文樹 高橋文樹

この投稿は 13年 前に公開されました。いまではもう無効になった内容を含んでいるかもしれないことをご了承ください。
サッシも上手くはまりました
サッシも上手くはまりました

前回屋根が持ち上げられなかったという恥辱エントリーをしたため、絶賛発売中の破滅派七号でも「同人よ、屋根の梁を高く掲げよ」というタイトルでありながら掲げられなかった訳ですが、今回はそのリベンジに行きました。

先日開催された文学フリマに破滅派にロケチリことRocket or Chiritoriさんが遊びにきてくれて、そのとき聞いた話によると、屋根を支える三角形を壁に乗せてから組み立てればよいとのこと。

なんと、ロケチリは「最後の渋谷系」であるだけでなく、一級建築士でもあったんですね〜。

骨組みだけにしたら簡単に上がった△
骨組みだけにしたら簡単に上がった△

というわけで、破滅派人気連載漫画「破滅ちゃんと堕落くん」のテーマソング「おはめつ大百科」と「ファンダメンタル・ストーリーズ」をヘビロテさせながら山梨へ突入、三角形(名称わからず)を分解しました。

今回は二人で行ったのですが、分解した三角形の軽いこと! 赤子の手をひねるように持ち上げてやりましたよ。

持ち上げて釘で固定したのち、今度はいよいよ棟上げじゃ〜となったのですが、棟木がはまらないという衝撃の事態。仕方ないので三角形の一部を鋸で切ることにしたのですが、屋根勾配を45°にしてしまったため、最上部は4mもの高さに…

3mの脚立の上に立って作業することになるのですが、この脚立がまたボロいためぐらぐら揺れるんですね。鋸で切るだけの単純な作業なんですが、えらく時間がかかりました。

同人よ、屋根の梁を高く掲げよ
同人よ、屋根の梁を高く掲げよ

なんとか幅の調整を終えると、ついに棟上げ完了!

これぞまさに「同人よ、屋根の梁を高く掲げよ」ですよ。破滅派七号のコンセプト「敗北宣言」の一つがようやくリベンジされました。

写真はあえて逆光です。

4時ごろにはとっぷり暗くなって、垂木(屋根の支えになる木)を打っていく作業をやるのですが、脚立の上に立っているとグラグラしてこのまま死ぬんじゃないかという感じでした。

暗闇の中浮かび上がる破滅小屋(仮)
暗闇の中浮かび上がる破滅小屋(仮)

二日目は雨だったので高所での作業を諦めることにしました。無理して作業をしていたら確実に人死にが出ていたでしょう。

次回は足場を作ってリベンジです。まずは足場の作り方を調べないと…

モンキーフッシュにうってつけの日

破滅コミューンを訪れた猿たち
破滅コミューンを訪れた猿たち

今回は猿の大群が辺りをうろついていました。たぶん、冬に入って食料がないのでおりてきたのでしょう。一生懸命クルミの木を揺すってました。

本来ならお猿さんたちと仲良くなりたいところですが、人間の食べ物を与えると調子づいてしまうので、近づいてきたら鉄拳制裁と行きたいところです。

以前破滅派三号で取り上げた「地方の破滅派は今」というルポでは、破滅派同人(甲冑着用)がBB弾で猿と戦い、桃の木を死守するという心温まるエピソードを紹介しましたが、僕も何らかの武装をする必要がありますかね。

というわけで、今回は宣伝多めでお送りしました。

大工よ、屋根の梁を高く上げよ/シーモア-序章 (新潮文庫)

価格¥649

順位53,794位

J.D. サリンジャー

原名Salinger,J.D.

翻訳孝, 野崎, 謙治, 井上

発行新潮社

発売日1980 年 8 月 27 日

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