お待たせいたしました。誰とも無く語りかけてみます。
動的縦書の進捗報告です。今回は外部フォントを利用して綺麗なフォントで表示できるかどうか確かめてみました。会社のMacでも確認したので、プラットフォームに関わらず綺麗に表示されている(はず)です。今回のステップで確かめてみたいのは以下の点です。
- フォント(A-OTF リュウミン Pro L-KL)は綺麗に表示されているか
- 約物(カッコとかの記号)が横に寝ていないか
- 5Mもあるフォントのロードに異常な時間がかかっていないか
利用したコンテンツは前回と同じで「一応オープンしたことにします」です。
で、はい出た!
[flash https://takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2009/01/blogloader.swf w=613 h=400]
こちらが確認する限りでは、いい感じです。なんとなく手ごたえが出てきました。文字化けも「文字が寝てしまう現象」も見られません。
フォントはまだそんなに「美しい」という感じではありませんが、もうちょっと字を大きくすれば、アンチエイリアスが利いてよくなるでしょう。
今後の予定
- UIの検討
- ページネーションの方法を考える。どうやって長さのわからないデータを適切にページネイトするか。
- 本をめくるようなインターフェース。flex book component(beta)(日本語情報)を利用。
- ウィンドウサイズに依存しないようなコーディング。誰がどんなディスプレイで見るかわからない。
- サーバパフォーマンスの検討
- フォントファイルは大きいので、ローディングについて一考。
- このサーバは物凄く遅い。というか、プラグインの使いすぎかも。ページ描画まで13秒……
とまあ、順調に進んでいます。フォントのライセンス周りのことも調べる必要はありそうですが、文芸の新しい未来は近いぞ!
余談
全然関係ないんですが、今日友達の家にいったら、左のようなぬいぐるみを見せられました。
この蛇、一見してツチノコだと思いますよね?
ところがどっこい、この蛇のお腹にはチャックがついていて、それを開けると……
というわけで、星の王子様仕様のぬいぐるみだったんですね~。懐かしいな。
そういえば、大学で一番はじめにフランス語で読み通した本がこの本でした。
「帽子」と答えるどころか、一見して「ツチノコ?」と思ったぼくは、ほんとうに大事なものを見抜けない状況に陥ってますね。
というわけで、今日はこれで終わり。意味のわからない人は「星の王子様」を読んでみましょう。今は色んな訳が出てますが、ベタに内藤濯(あろう)訳でいいと思います。
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