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2016 年 2 月 2 日 477日前)
1,511文字 (読了時間3分)

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なぜ職場で“30代老害”社員が急増しているのかという記事を読み、「そんなの昔からいそうじゃない?」と思ったわけですが、「意識の高くてレベルが低い人」という表現は秀逸でしたね。☆3つあげます。これ、使い勝手いいですよ。身も蓋もなくて。

さて、上の記事に触発されて僕が昔から提唱している危険な隣人、モロ師岡について書こうと思います。

北野武監督作品で『キッズ・リターン』という青春ボクシング映画があります。「俺たちもう終わっちゃったのかな?」「バカヤロー、まだ始まってもいねーよ」というセリフ(いきなりのネタバレ)が有名ですが、映画の中で強い存在感を放つのがモロ師岡です。

この作品では金子賢と安藤政信が主人公で、二人は同じボクシングジムに入るのですが、なぜか悪の道に誘うのがモロ師岡扮するジムの先輩なんですね。まず、金子賢が脱落して極道の道へ。金子賢より才能があった安藤政信も、やがてはモロ師岡の誘いに乗ってしまい、ボクサーとしても堕落していきます。

で、そのモロ師岡が教える悪事というのは、こんな感じなんですよ。

  • タバコや酒をけっこう積極的に薦める
  • 試合で肘打ちなどのズルをする
  • サボり方を教える

このモロ師岡扮する先輩が非常にいい味を出しているというか、リアリティーがあるんですよね。

悪意なく堕落へ誘う人たちがこの世界にはいる

さて、僕は就職する前、バイトしながら小説を書いていたので、基本的に時間が空いているといえば空いているんですね。ただ、それは空けてあるわけで、暇というわけではないんですよ。わざわざ貧乏生活を選んでそういう風にしてるわけですから。その時間で小説書くんですよ。

しかしですよ。誘惑してくる人というのがいるんです。その人からすると、「寂しい」とかそんな理由なのかもしれないのですが、「今日ぐらいいいじゃん!」っていう理由でしつこく誘ってくるわけです。

当時の僕はいまよりももっと社交性がなかったので「自分小説書くんで」って高倉健ばりに断ってたんですが、断ると嫌な顔されるのがストレスでしたね。

こういう人はバイト先とか友人にいっぱいいて、なんというか、悪意はないんですよね。僕のことが好きだから誘ってきてくれてるわけです。しかし、本当に僕のことを思うならですよ、ほっといてくれたら僕は好きなだけ頑張れるわけじゃないですか。息抜きにしては頻度多過ぎるし。

情熱がなく、徳の低い方向へみんなを誘導しようとする人がいますよ。そりゃまあ、がむしゃらに頑張るだけが人生ではないですが。

モロモロオ化しないよう気をつけよう

さて、いま自分が歳をとってから振り返ってみると、今も今でそれなりに忙しくしているのですが、やっぱり当時よりはガムシャラ感が減ってるわけですよ。家庭もあるし。

そうなると、十年前の自分みたいな若者に会って、なんか懐かしくなって「ちょっと飲もうよー」とか誘っていても、向こうは「ふざけんな老害そこで一生終わってろ」とか思ってるかもしれないですね。まあ、僕は誘わないんですけど。社交性ないんで。

人生の色々なステージにおいて、人の優先事項が違うのですが、願わくば前途ある若者の足を引っ張るような存在になること(モロモロオ化)がないよう、気をつけたいところです。終わり。

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価格¥ 4,104

監督北野武

出演者金子賢, 安藤政信, 森本レオ

出版社バンダイビジュアル

商品カテゴリーBlu-ray

金子賢の実人生とかぶるように思うのは僕だけではないはず。

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この記事はが2016 年 2 月 2 日にその他の記事として公開しました。

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神だって人間を創るとき、新たな創作ができなかったのか敢えてそうしなかったのかは知らぬが、いずれにせよ自分の姿に似せて創った。だからこそ、同時代の作家から一場面をそっくり盗み出していることがあるとアホな批評家に非難されたとき、シェイクスピアはこんな言葉を口にできたのである。「私はうら若い娘さんをお下劣な連中とのつきあいから救い出して上品な社会に入れてやったのです!」同様の批判を受けたとき、これも同じ理由からモリエールはもっと素朴にこう答えている。「俺は見つけたらすぐ自分の財産にする」シェイクスピアもモリエールも正しい。才能あるものは盗まず、奪い取るからである。

— アレクサンドル・デュマ

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