もうも何も、そもそもパパ活をしたことがないのですが。
最近、Audbileが読み放題になったので色々聞いてます。犬の散歩で毎日2時間、サーフィンに行く車の中など、「本は読めないが暇」という時間がけっこうあるので、そこで消化中。同じようなライフスタイルの方にはおすすめです。
で、すでにもう何十冊か聞いたので印象に残ったものを書評として残しておこうと思います。まず第一弾は中村淳彦『パパ活女子』(幻冬舎新書)から。
価格¥809
順位98,189位
著中村淳彦
発行幻冬舎
発売日2021 年 11 月 25 日
僕が高校生の頃(’95-’98)は援助交際が有名でしたが、それの現代版が「パパ活」なのでしょう。顕著な違いはマッチングアプリを使っているところと女子高生がフィーチャーされていないところ。気になる「どこまでやるか」はひとそれぞれで、インフルエンサーっぽい人は食事だけで月何百万も行くこともあれば、月5万円程度の副収入を得るために身体を売る人もいる。とはいえ、「援交少女」の時代からそうであるように、この種の行為は素人による組織化されていない売春みたいなもので、貧困が流行の原因であることはかわらないですね。以下、印象に残ったところ。
- ご飯を食べるだけ〜体の関係などをA-Dぐらいまでランク付けしており、パパ活クラブみたいなところに入会するパターンもあるらしい。
- ご飯を食べるだけでお金をもらいたいと考える人を「茶メシ女子」と呼ばれ、その茶メシ女子をがんばって口説き落とすことを「茶メシ崩し」というらしい。
- 割り切って身体を売るような人は継続的な人気が出ないので、リピーターがつかないとか。
- 身体を売るときの値段が思ったより安い。ある程度年齢がいくと、1万円とか。まあ、それはプロでも一緒なのだろうと思いますが。
男女それぞれにインタビューをしており、それぞれの視点が興味深いです。女性の側もある程度身体を売ることを覚悟していたりするのですが、その相手が気持ち悪くなければいいな、というのが最後の望みだそうです。「歯周病のおじさんは絶対ムリ」という言葉が印象に残っています。
僕は歯を磨くときに歯間ブラシを使っているのですが、最近、左奥歯をガシガシやるとブラシからかすかにドブみたいな匂いがするんですよね。そっかー、これかー、と感じました。ムリ! って思われてパパ活できないのかー。
なんにせよ、自分で時間を作って読む本とは違った読書をしてみようと思っているので、Audibleはおすすめです。