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十九世紀からずっと繭に巻かれていた人の家へいく

高橋文樹 高橋文樹

この投稿は 13年 前に公開されました。いまではもう無効になった内容を含んでいるかもしれないことをご了承ください。

山登りをしている。おそらく、なんらかの撮影旅行の最中。崖っぷちで足を投げ出して撮影するなど、かなり危険な撮影を強いられる。強いられてやっているのではなく、度胸試しのような感じ。

撮影を終え、宿泊予定だった空家へ行く。中はかなり広く、廊下には庭園のように植物が生えている。

しばらくして、庭園の中には馬の銅像のようなものがあることに気づく。白い繭のようなもので覆われている。

奥に進み、ドアを開けると、人型の像が祈るような格好で置かれていた。これはまさか本物の人なのではないかと周りをむしってみると、繭はぽろぽろと取れた。

中から出てきたのは白人の女性で、カチューシャをつけていた。東欧の人らしい。

英語が多少通じるので、日付を聞いてみると、一九世紀末の人だということがわかる。十九世紀の人と英語で話せることに驚く。

家の中を散策すると、その人以外に人間はいなかった。その代わり、馬が沢山いた。

馬は体高が3mほどあり、大変巨大だった。この馬たちも繭から出してやろうとするが、女性に止められた。この馬はとても凶暴なのだという。たしかに、馬の足は人間の胴ぐらい太かったので、暴れられたら大変そうだった。

とはいえ、この女性はなぜこんな凶暴な馬たちと一緒に暮らしているのだろうか。馬と女性の関係が理解できず、戸惑う。

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