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METACITYイベント「幕張市」にてSFワークショップを開催します

高橋文樹 高橋文樹

この投稿は 3年半 前に公開されました。いまではもう無効になった内容を含んでいるかもしれないことをご了承ください。

メリークリスマス! 一日に二回も告知をしてすみません。

僕は千葉市出身のSF作家として、千葉市SF作家の会 Dead Channel JP を主宰しているのですが、このたび初のイベント参加と相成りました。METACITY主催のイベント多層都市「幕張市」にてSFワークショップ “Civic Vision” を開催します。

千葉市にも後援を受けている(はず?)なので、地域貢献の一形態となることはとても嬉しいですね。

多層都市「幕張市」

最近はSFプロトタイピングというのが流行っています。僕も参加したことがある(そのうち公式発表します)のですが、SFプロトタイピングは作家、アーティストなどが「想像力豊かな人のビジョンを提供」というアイデアに基づいており、若干トップダウン形式になっています。

インテルの製品開発を支えるSFプロトタイピング (PROFESSIONAL & INNOVATION)

価格¥1,741

順位587,846位

ブライアン・デイビッド・ジョンソン

監修細谷 功

翻訳島本範之

発行亜紀書房

発売日2013 年 6 月 7 日

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僕はWordPressをはじめとするオープンソース活動に多く携わっているのですが、そうした場では強力なリーダーシップを発揮する人(Linuxのリーナス・トーバルズ、Rubyのまつもとゆきひろ、WordPressのマット・マレンウェグ)がいる一方、多くのコントビリューターによっても支えられています。

こうした活動の最たるものがCivic Techで、市民が自分たちの住む地域をよくするためにテクノロジー的な貢献をしようという運動です。この活動にヒントを得て、トップダウン形式ではないSF的な活動としてCivic Visionというアイデアをぶち上げました。

Civic Visionでは、ビジョン(=未来への想像力)を支えるのは市民であって、作家ではありません。作家はあくまでそれをサポートする役割です。

具体的には……

  1. Dead Channel JPによるワークショップ。ここでアイデアを出します。小川哲、石川宗生、名倉編、高橋文樹が参加します。
  2. 市民から出たアイデアを元に、掌編小説を執筆します。名倉編、高橋文樹が担当します。

自分のアイデアを作家に形にしてもらうというのも稀有な機会だと思いますので、ぜひご参加ください。

日時2021年1⽉17⽇(⽇)13:00〜18:00
場所幕張ベイパーク クロスポート(JR京葉線海浜幕張駅徒歩12分)
料金⼀般=3,000円、学⽣=1,500円

コロナ禍のせいで、気軽にきてくださいとも言いづらいですし、土壇場になって「やっぱりオンラインイベントになりました」という可能性もなきにしもあらずなのですが、奮ってご参加ください。「市民」という言葉を使っていますが、千葉市民でなくても参加はできます。越境については適宜ご判断ください。

ちなみにこの「幕張市」というイベント、そもそもはどこだかの新聞が「幕張市」という記事を書いて、それを千葉市長の熊谷さんが「幕張市なんてありません、幕張は千葉市の一部です」と突っ込んだことに由来しているようです。

ぜひ皆さんも虚構を引き受けるという仕事にチャレンジしてみてください。

追記 2020年12月28日

このイベントにあわせてDommuneで特別番組が開催されるのですが、出演することになりました。

放映日時 2020年12月30日 19:00〜

オンラインで試聴できますので、ぜひSNSでの更新をお待ちください!

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