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はたらきかたフェス2025「ビジネスケアラーが増加する時代への備え」に登壇します

高橋文樹 高橋文樹

僕のYouTubeふみちゃんねるでもお馴染み、メガネさん(大串さん)の株式会社m-g-nが主催するはたらきかたフェス2025が2025年10月22日(21:00〜22:30)にオンライン開催されます。

テーマは「ビジネスケアラーが増加する時代への備え」ということで、働きなが介護をする人が増加する2025年問題が到来されたということで、僕は実体験パートで参加します。今破滅派で連載している『プルーストが読みきれない』という母の介護の実体験をベースにお話しさせていただこうと思います。

他の登壇者は介護福祉士、介護施設検索サイト編集長、社労士・社会福祉士など、いわゆる介護のプロの方たちなので、実践的な内容も含まれていると思います。

そもそもこのイベントに登壇するきっかけとしては、ビジネスケアラー(働きながら介護をする人)になることが死ぬほど大変だということを世に広めたいからです。いま登壇するセッションのタイトルを考えているのですが、「俺じゃなきゃ死んでた」とかにしようと思ってるぐらいです。

このブログでもお伝えしたとおり僕は母の介護を五年ぐらいやって看取ったという経験があるのですが、それがまあ大変で、調べたら2025年には団塊世代がみんな後期高齢者になってビジネスケラーが急増するとかいうじゃないですか。おそらく、いま40〜50代の働き盛りで「自分は近いうちに親の介護をするだろうから情報を積極的に集めていこう」と思っている人は少なくて、そういう人たちがいざ当事者になったら僕と同じ地獄を経験する可能性がめちゃくちゃ高いはずなので、それを未然に防ぐための情報を持っておくべきだと思うのです。実務的な内容(例・地域包括支援センターに行く)については、他の登壇者にプロがたくさんいるので、僕は「こんなに大変だぞ!」という警鐘を鳴らしまくりたいと思います。

とはいえ、難しさもあって親も子供も介護について話すことは乗り越えるべき関門が多いんですよね。

  1. 「自分だけは大丈夫」「問題になったらそのときに考えれば良い」という正常性バイアス。
  2. 「介護について想像することが苦痛なので話題を避ける」という恐怖管理理論(Terror Management Theory)。
  3. 「引き寄せの法則」みたいなほとんど文化的慣習。介護について話すと介護が必要になっちゃう、みたいな考え方を持つ人は多い。

なので、そもそも介護の話題について言及すること自体が難しいという問題があります。ここら辺はイベントで登壇するプロの方からヒントが得られるかもしれません。

また、SNS時代のタイムライン型情報摂取だと、「みんな語りたがらない」ということは「コンテンツとして人気が出ない」ということでもあり、ジレンマがありますね。

もしこの話題に興味を持ってもらえた人がいれば、その人は将来の地獄度を少し軽減できる可能性がありますので、ぜひイベントにご参加ください。働いている人も参加しやすいオンライン開催で21:00から、参加費は無料です。

それでは、10月22日、よろしくお願いします。

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