いまどきSubversionっていうのもあんまり流行らないかもしれませんが、MacのSubversionクライアントとして有名なのは2つあります。両方とも有償ソフトです。
Versions ($59)
![Versions.app](https://takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2013/02/d9a86e13d9d6a678a8b411af1c6347e8-600x293.png)
Cornerstone 2 ($59)
![Cornerstone 2](https://takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2013/02/f9fec5588bf6f37746f31829911f092d-600x303.png)
僕はいままでVersionsを使っていたのですが、このほどCornerstone 2に乗り換えることにしました。
@takahashifumiki No timeline to share at the moment. Holler at our support folks for assistance!
versions@blackpixel.com
Thank you!
— Versions (@versionsapp) January 17, 2013
きっかけとしてはSubversion 1.7に対応しておらず、アップグレードしたリポジトリを開くことさえできなくなったということなのですが、いかんせんSubversion1.7が出たのって1年以上前なので、いまだにVersionsがアップデートされないのが我慢できなかったというわけです。
Versions.appがアップデートされないわけ
なんとなくこうなることは予感していました。というのも、もともとVersions.appはSofaという会社が作っていたアプリだったのですが、そのデザインスキルを買われてFacebookに買収されました。その際、Kaleidscopeという差分表示アプリと一緒にBlackPixelといういまの会社に譲渡されたわけです。
BlackPixelも別に悪い会社じゃないと思いますが、もともとRSSリーダーとか作ってた会社なので、Versionsのアップデートはめっきりされなくなってしまいました。
その点、餅は餅屋。Cornerstoneは定期的にアップデートされており、リポジトリを開けないということはありません。
両アプリのリリースノートを見比べてみると、更新頻度の差がわかりやすいですね。
というわけで、参考になれば。
そうそう、Versionsは差分表示ソフトがDiff MergeというXcode付属のものを使うようになっており、シャレオツな表示にするためにはKaleidscopeも買わないといけません。Cornerstoneなら差分表示機能は組み込まれてます。