大変お久しぶりの山梨開拓日誌です。今回は二週間分をまとめてお伝えします。
去年の夏、大規模台風に見舞われながら破滅フェスを開催したのですが、そのために買ったスピーカーやらミキサーやらの有効活用方法について、僕はここ一年ほど頭を悩ませてきました。で、色々はしょって説明しますと、スタジオを作ることにしました。
で、まずは買って来た窓をつけます。大きなテラス戸と天窓を楽天で購入済みだったので、それを取り付けます。
窓高い
余談ですが、この窓二つで6万ぐらいしました。これまでの経験から、8畳の小屋は木材やら断熱材やらで20万ぐらいというのが僕の感覚値なのですが、窓をどれぐらい増やすかによってここら辺はものすごく変わってきます。
よく窓ばっかりで採光性が異常に高いシャレオツ建築があるじゃないですか。トイレが丸見えだったりするヤツ。
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アレ、たぶん自分で作ろうと思ったら凄い高くなると思いますよ。なんでもそうなんですが、よくあるサイズのものが一番安いので、デカイ窓とかつけようとすると、サイズ×値段じゃなくなってくるんですよね。輸送費とかもかかるし。
DIYで安く済ませるんだったら、ガラスよりアクリル板ですな。もっとも、アクリル板は結構加工が難しいので、壊れそうなものばかり集めてしまう
(©飛鳥涼)のが怖い僕なんかはたまにしか使いませんけどね。
ジョイント使ってみる
これまた余談なのですが、二件目の裏テーマとして、「おそらく単位体積辺りの価格が最も安い2×4 6ftだけで作る」ということがあったのですが、それだとどうも梁の部材が心許ないというので、この6ft(183cm)の木材を二つ繋げるための部材を買ってきました。「台風でも壊れない」みたいなキャッチコピーなんで、かなり頑丈です。
もっとも、6ftが安いからといって、それを2つ繋げるためにジョイント金具買ってたら割に合わないような気がしないでもないんですが、6ftって360cmもあるので、普通の車に載らないんですよね。
軽トラを持ってればいいんですけど、普通は何台も車持ってないと思うので、6ftで作ることにこだわりました。
床の隙間を埋める
一件目を作ったときは、なんか色んなとこに小さい隙間がいっぱい空いていて、特に気に留めていなかったのですが、長く使ってみると、「すきま風がきつい」「いつのまにか虫が入っている」など、気になる点が出てきました。特に虫がうっとうしいので、今回は隙間をきちんと埋めて行くことにしたいと思います。
ホームセンターで買ったウッドシールというボンドみたいなヤツで、隙間を埋めて行きます。あまりにもぽかんと空いているところにはガムテープ。ほんとうは木を張るのがいいんでしょうが、細かく切るのがうっとうしかったので。
で、最後に防水シートを床に貼って終了。
スタジオの現況
そんなこんなで今回は雨風をしのげるぐらいまできたといった感じです。
窓越しに緑を眺めながら、ミキサーをいじっていると、自分がいっぱしのアーティストのような気分になるから不思議ですね。まあ、一曲も作ってないんですけど!
友人のアドバイスにより、この小屋はピンク色にする予定です。「ボブ・ディランとザ・バンドが借りた家はピンク色に塗られていて、だからザ・バンドのデビューアルバムはBig Pinkなんだよ!」という故事によります。
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山の中にピンク色の小屋を建てることによって梅津かずお的災厄に巻き込まれるかは定かではありませんが、完成をお楽しみに。