別にそういう言葉があるわけではないのですが、最近よく見るのがサイトにオーバーレイをかますものが増えている気がします。「なにそれ?」と思った方は、今見ているこのページの左側にある+マークみたいなボタンをクリックしてみてください。なんか出たでしょ!
これはSpot.IMというサービスです。以前は「サイト上にSNSを追加できる」という触れ込みでしたが、スマホ対応がイマイチだったので、サービスをフルリニューアルして、DisQusみたいな感じになりましたね。
Spot.IMでできることは……
- コメントフォーム
- 要するにFacebookコメントとかDisqusみたいな、外部サービスを使ったコメントが作れる。JSだけなので、キャッシュと相性が良い。
- ニュースフィード
- サイトで起きたことをなんかいい感じにまとめてくれる。といっても、ほとんどコメントしかないんですけどね。
- ブロードキャスト
- ぼくがDisqusを見限った理由がこれなのですが、ちょっとしたプッシュ通知みたいなものができる(はず)なんですね。左下に通知が出ます。これのなにがすごいかというと、たとえばサイトがめちゃくちゃバズったとして、「やべ、いまこの同時アクセスしている数万人になにかをつたえたい!」と思った場合、すぐさま画面に通知を出せるようです。まあ、サービス開始当初なんでちょっとレスポンス悪いですけど。
というわけで、Spot.IMはなかなかおもしろいサービスなのですが、最近こういう「自分のサイトになんらかのオーバーレイをかまして、色々やる」というのが増えてますね。
他にも面白いなとおもったのがinSiteというサービス。
これは「いままさに見ているサイトのバグ報告ができる」わけですね。
SNSというのは人を対象にしたサービスであり、Facebookはその膨大なユーザーを人質にしてメディアにInstant Articlesの利用を強いようとしています。このサービスの利用に同意する場合、もう読者は自分のサイトには来てくれなくて、Facebook上でコンテンツを消費してハイサヨナラとなるわけですね。
それとはまた別に、Webサイトというか、個人ブログまでを対象にした広義のメディアを対象にして、Facebookよりももうちょっと小分けにしたサービスが増えてますね。
あと、inSiteみたいなBtoB系のサービスも多くなっている印象です。バグ報告なんてBacklogでできるはずなんですけど、まあ使いこなせない人のなんと多いことか。いますよね、「◯◯がバグっています!」とか激昂して10人ぐらいに通知飛ばしている人。
僕もその種のBTSを利用してはや7年ぐらい経つんですが、どうも言語系のコミュニケーションに致命的な欠陥を抱えている人というのがこの世界には一定数いて、そういう人に色々説明をしても所詮それも言葉なので結局なにも変わらないというのが日常茶飯事です。個別具体的に見れば、「なぜこの人は常に主語を省略するのだ?」とか、「あれ、この社長若干アスペってない?」とか、そういう学びもあるのですが、その人にしてみればだからこそバリバリ営業できていたりもするわけで、そういう人を批判してもしょうがないわけです。短所は長所の裏返しですから。
そこで直感的なサービスを提供すると色々はかどるわけですね。
いずれにせよ、サービスの種類がどうこうというより、そのサービスをどういうUIに乗せていくかという争いが現在も行われているのだなと思うと感慨深いですね。終わり。
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