野武士(パスワード管理をメモ帳でやる人)もしくは原始人(すべて同じパスワードにする人)でない限り、今日日パスワード管理アプリを利用しているかと思われます。
とりわけ、iPhoneで無線LANのクソ長いパスワードを設定するときなどにパスワード管理アプリのありがたみが身にしみます。
で、どんなアプリがあるかというと、有名どころでは1PasswordやLastPassですね。現在はiCloudでパスワード管理はできるのですが、Webサイトによってはフォームに反応しなかったりするので、きっちり管理できるツールがあると安心です。あと、Web開発やってる人はサーバにSSHでログインしたり、パスワードをコピペすることが多いですよね。
さて、では1Password買うかー、となります。とてもお高いです。
LastPassは基本無料ですが、ブックマークレットから逃れるためには$12/monthなんですよねー。10年使っても1万ちょいと考えるとそんなに高くないですが、もうちょっとこう、安くならないのというのが人情ってもんです。
そこで紹介したいのがPassword Safeというオープンソースのパスワード管理データベースです。
このPassword SafeはWikipediaにもある通り、どっかの会社が作ったオープンソースソフトです。拡張子は.psafe3
。このファイル自体は暗号化されていて、マスターパスワードを入力するとパスワードにアクセスするという案配です。
では、どうやって同期するかというと、こんな感じです。
.psafe3
をDropboxに保存する- iPhoneまたはMacに
.psafe3
を開けるアプリをインストールする
以上です。Dropboxと.psafe3
のパスワードが突破されたらすべてが崩壊しますが、そういう人はなにやったってダメだと思いますので、諦めてください。
iPhone用クライアント
Sorry, but item not found.
なお、Android用のpsafe3クライアントもあります。
Mac用クライアント
Sorry, but item not found.
もう一つ、PasswordGorillaというのがあって、これは無料です。クロスプラットフォームなのでちょっともっさりしているのですが、無料なのでそこは我慢ですね。
なんだかんだで1,000円ぐらいかかるのですが、ポッキリだと思えば安いもんです。それに、.psafe3
はオープンソースなので、もし開発元が潰れたりしても、データが残るのは嬉しいですね。