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新社会人に薦める10冊

高橋文樹 高橋文樹

この投稿は 4年半 前に公開されました。いまではもう無効になった内容を含んでいるかもしれないことをご了承ください。

先日、twitterで「社会人1年目に薦めたい10冊とか無いのかな」というつぶやきを見かけたのですが、そのときたまたま書斎のリニューアルを終えたばかりだった僕はブログをいま書いています。

https://twitter.com/book_kosuke/status/1237688014827974656

自分ちの書棚をざっと見て「これだ!」と思ったものを10冊挙げます。

ピーターの法則

申し訳ございません、このリンクは現在利用できないようです。のちほどお試しください。

「会社のような階層社会では優秀な人間ほど上の階層に行くので、結果的に特定の階層は上の階層に行けない無能で埋め尽くされる」という理論をユーモラスに紹介しています。

同期が会社の愚痴ばっか言ってたら、「自分がいまいる場所は無能に埋め尽くされているのでは?」と思うようにしてみましょう。

狼の群れと暮らした男

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世の中にはすごい人がたくさんいますが、狼の群れと本当に暮らした男がいまして、その人の自伝です。狼の群れに入れてもらうために、生肉(狼は村の仲間に食物を分け与える)を食べたり、腹を見せて服従したりしています。四ヶ月ぐらい森の中でずっと狼の群れの一員として暮らします。人間社会に戻ったあと絶望してるのもまた、いい。

上司や同僚の能力に打ちのめされそうになったとき、「でもコイツはまだ狼の群れと暮らしてないからまだまだだな!」と心の支えにしてください。

代書人バートルビー

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なにを頼んでも “I prefer not to”(しないほうが嬉しいのですが)と絶対にやってくれない代書人バートルビーについての物語です。おまえなんなんだよ! と思いますが、そういう人は実際にいます。ネガティブとかポジティブを超えた「虚無」そのものである登場人物バートルビーはあまりに魅力的なので、いろんな作家が類書を書いています。

イノベーションのジレンマ

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破壊的技術、つまりまったく新しい技術が登場した際、既存市場で成功していた企業はほとんど負けるという有名なテーゼの元ネタ。盛者必衰といってしまえばそれまでですが、その不条理を様々なファクターに分けて分析しているので読んでおきましょう。「イノベーションのジレンマ」という言葉自体を知っている人は多いですが、原典を読んでいなかったりするので、「低価格市場からの侵犯」「市場との非連続性」という読んでいないとわからない要素で差別化を計りましょう。

21世紀の資本

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もう5年ほど前ですか、大ベストセラーになった本です。邦題は少しマイルドにしたようですが、原題は『21世紀の資本論』、つまりマルクスの『資本論』を明らかに意識しています。r > g つまり「がんばって働く人の給料が上がるペースより資産家が利息で増やす金融資産の伸びの方が大きい」という事実をグローバルかつ通時的な計測で明らかにしていきます。キャリア形成のモチベーションアップという観点からも読んでおきましょう。

白鯨

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米文学の巨匠メルヴィルが2つ入ってしまいました。白鯨は有名ですが、「よくわかってないやつが捕鯨という職業に携わることになった経緯が事細かに書かれている」という理由で新社会人にお勧めします。ほんと、学生が社会人になるというのは、そこらへんのゴロツキがいきなり捕鯨船に乗るような事態ですからね。

頭のおかしいボス、物分かりはいいが決断力のないチームリーダー、ゆきずりで一緒になる得体の知れない同僚、ほぼ全員死ぬほどの危機、これらすべて会社で出会います。

読んでいない本について堂々と語る方法

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どういう仕事かによりますが、なんだかよくわかない問題解決をしなければならないときに、付け焼き刃で堂々と戦える人は頼りになります。この本ではシチュエーション別(全然読んでない、噂で聞いた、パーティーであるいは大勢の前で)に何を言うかを分類しています。翌日朝イチで客先プレゼンがあることを夕方に知り、これから資料を作らなければならない——なんてことが社会人にはあるので、そんなときにこの本で学んだことが役立ちます。

この方法で生きのびろ!

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橋から海に飛び降りないといけないとか、銃で狙われたときにどうやって逃げるかとか、そういうことがシチュエーション別に書いてあります。

オフィスで暇なときに「いま銃を持ったテロリストが乱射事件を起こしたらこうやって生き延びよう」とかそういう夢想をすることがあるはずなので、読んでおくと役立ちます。

プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

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清貧を是とするプロテスタントがなぜ資本主義社会で大きな成果を残したのかという歴史の逆説を解き明かした名著「プロ倫」です。世界史の授業で名前を覚えた人も多いでしょう。

メンタルセット・行動様式・結果、そのすべてが予想通りに繋がるわけではないという点が非常に重要です。社員みんなが儲けたいからといって儲かるわけでは無いんですね。

銃・病原菌・鉄

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「なぜネイティブアメリカンの文明は西洋人に壊滅され、その逆ではなかったか?」という問いに巨視的な視点で回答を与える名著。

仕事をしていると目の前の成果を追求してしまうものですが、マクロな視点で物事を見つめるのも大事ですね。


というわけで、10冊数紹介してみました。社会人になると本を読む時間がグッと減るので、なるべく良書を読むようにしましょう。終わり。

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