Flashにはカヤックさんが作ったwonderflというWebサービスがあって、自分の書いたコードを公開したり、他人の書いたコードをフォークすることができるというのは、Flasherならもちろん知ってると思います。
このWonderflのいいところは、コードを紹介するときに一々パブリッシュしなくてもYoutubeと同じ用な流儀で自分のブログに貼付けたりできることですね。
Javascrptの場合、ブログの投稿欄にscriptタグを書くことさえ許可されていれば、コードの紹介自体ができるんですが、ちょっと面倒です。
で、実はJavascriptにもWonderflみたいなサービスがあって、それがMooShellです。
元々はJavascriptライブラリであるMooToolsのコードを共有するためのものですが、Javascriptであれば動くので、なんだっていいと思います。
書いたコードのページをリンクで共有することもできますし、こんな風に自分のブログに貼ることもできます。(右上の再生ボタンでコード実行)
どうです、インターフェースがかっこいいでしょ!
MooShellの使い方
使い方は簡単です。
- まずはMooShellにアクセスします。
- ChangeSettingタブをクリックして、TitleとDescriptionを設定します。
- もし他のライブラリなどを使っているなら、Add Resourceに追加。この場合、リソースはどっかのサーバに上げておく必要があります。WordPressならアップロードしてそのURLを貼れば簡単ですね。
- Choose Versionタブをクリックして、MooToolsのバージョンを選びます。プラグインも使いたいなら選ぶことができます。
- Ajaxを使うなら、エンドポイントも提供されています。サンプルを見た方がわかりやすいでしょう。
- ページ左下にあるiframeタグを使ってブログに貼付けます(WordPressのビジュアルエディタはiframeを消去するので注意!)
というわけで、簡単にですが紹介してみました。
ブログでJavascriptを紹介するのって、実行コードと説明用コードサンプルを書かないといけないので、面倒くさくてやりませんでしたが、これからは簡単にできそうです。
ちなみに、jQueryを使いたい方は、Google Ajax Libraries APIを使うといいんじゃないでしょうか。
追記@2010-10-17
MooShellはサービスを停止し、JS.Fiddleに統合されるようです。最近はKayacさんがjsdo.itというサービスをリリースしたので、そっちでもいいかも。
JS.Fiddleはこんなかんじです。
JS.FiddleははじめっからMooTools選べます。