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カテゴリー: 読書日記

書評・感想などの本に関する話題

読書日記

エドウィン・マルハウス、つまり伝記作家は悪魔

このブログを開始したのは2008年、すでに十年以上経つのですが、よく考えたらブログ開始以前に読んだ本について書いていなかったので、面白かったやつを順次紹介していきます。第一弾はスティーブン・ミルハウザー『エドウィン・マル […]

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死に山、ドキュメンタリーと解決

Amazonで品切れ状態となっていた話題のノンフィクション『死に山』を読んだので、その感想です。 本書はディアトロフ峠事件という、実際にあった事件に迫るノンフィクション。ロシアの厳冬期トレッキングに出かけた大学生のパーテ […]

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燃え上がる美しい顔

盗作で話題になった「美しい顔」を全く読んでないのですが、炎上しているので、その周辺の言説だけで僕なりの意見を組み立てます。 前提知識 「美しい顔」は東日本大震災についての小説で、群像新人賞を受賞しました。そのまま芥川賞候 […]

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スリラーメタフィクション『二流小説家』

ここ二年ぐらい、多ジャンルへのコンバートをテーマに掲げている僕ですが、SFである一定の成果を残しつつも、ミステリー・サスペンス業界にも進出しようと考えています。ちょうど僕の妻がミステリー・サスペンス愛好家で、僕よりもたく […]

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脱帽のSF世界文学『半分世界』

円城塔さんがtwitterで「残念ながら天才。」と激賞していたので、読んでみました。 残念ながら、天才。半分世界 (創元日本SF叢書) #bookmeter https://t.co/OiMB1H4cUS — […]

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本物の勇気とは、夜通し走り抜けること

最近読んだ本の感想とか全然書いてないなと思ったので、書きます。積ん読になっていた『トゥルー・グリット』。コーエン兄弟のリメイク映画(オリジナルは1968年『勇気ある追跡』)を見て、大変良かったので買っておいたのでした。 […]

タカハシはこうやって書きます
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僕は高橋なのですが、君の名は?

ずっと期待していた映画『君の名は』がプライムビデオで見られるようになったので早速見ました。率直に言うと、おもしろかったです。久々に爽やかな映画をみました。 僕の見方 さて、『君の名は』は大ヒット映画だということで、見る前 […]

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アフターピルの表現の嗅覚

最近、やんごとなき事情によりエロ本が4冊届き、そのすべてを読み通したのですが、「おっ?」と思う表現がありました。それがなにかというと……   はい、「アフターピルを飲む」という表現です。しかも両方落ちゴマ。 こ […]

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アズマーゾフ万歳!『ゲンロン0 観光客の哲学』感想

先日、ちょっとした野暮用でゲンロンを訪れた際に、『ゲンロン0 観光客の哲学』を頂き、大変おもしろく読んだので、その感想を書きます。 まず、総論として、本書は東浩紀氏の代表作の一つになるでしょう。これは本書の帯に書かれてい […]

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「SFの勝ち方」とゲンロンSF創作講座に参加した感想

先日発売された大森望編『SFの書き方 「ゲンロン 大森望 SF創作講座」全記録』をご恵投いただいたので、その感想ならびに僕が参加したゲンロンSF創作講座に参加する場合の戦い方を説明しようと思います。 印象に残った講義 さ […]

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物語終わらせ力の光と影

読者としての僕はよく躾けられた農耕馬のようなところがあり、特定の事情がない限り、読了しなかったことがありません。マジです。どんなにつまらないと思っても最後まで読みきります。積ん読はしますが、途中でやめることはありません。 […]

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〆切本なるものを読んだ

ちょうど発売日が夏休みの終わる時期(8/30かな?)だったので、気になって購入した『〆切本』です。古今東西の〆切に関するエッセーを集めた選集ですね。帯もなかなか気が利いています。カバーを外したところにも数々のパワーワード […]

高橋文樹ニュースレター

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