Class: Swiff

与えられたパラメータからFlashオブジェクトを生成して返します。

クレジット:

Flashの検知とInternet ExplorerのFlash Player 9におけるバグ・フィックスはSWFObjectによります。

構文:

var mySwiff = new Swiff(path[, options]);

引数:

  1. path - (文字列) SWFファイルへのパス。
  2. options - (オブジェクト, オプション) 以下のオプションを参照のこと。

オプション:

  • id - (文字列: 初期値='Swiff_' + ユニークID) SWFオブジェクトのID。
  • width - (: 初期値=1) SWFオブジェクトの幅。
  • height - (: 初期値=1) SWFオブジェクトの高さ。
  • container - (要素) SWFオブジェクトが挿入されるコンテナ。
  • params - (オブジェクト) SWFオブジェクトに渡されるパラメータ (wmode, bgcolor, allowScriptAccess, loop, など)。
    • allowScriptAccess - (文字列: 初期値=always) SWFオブジェクトがアクセスできるドメイン。
    • quality - (文字列: 初期値='high') ムービーの描画クオリティ。
    • swLiveConnect - (真偽値: 初期値=true) リモートススクリプティングを許可するためのswLiveConnectパラメータ。
    • wMode - (文字列: 初期値='transparent') SWFの背景色を透明にするためのパラメータ。
  • properties - (オブジェクト) オブジェクトへの追加属性。
  • vars - (オブジェクト) flashVarsのクエリ文字列を用いてSWFに変数を渡すことができます。
  • callBacks - (オブジェクト) SWFから呼び出す関数。ムービー内からグローバルに参照することができ、このSWFオブジェクトにバインドされています。

戻り値:

  • (要素) 新しいHTMLオブジェクト要素。

例:

var obj = new Swiff('myMovie.swf', {

    id: 'myBeautifulMovie',
    width: 500,
    height: 400,
    params: {
        wmode: 'opaque',
        bgcolor: '#ff3300'
    },
    vars: {

        myVariable: myJsVar,
        myVariableString: 'hello'
    },
    callBacks: {
        load: myOnloadFunc
    }
});

注意点:

  1. Swiffはオブジェクトを返しますが、この要素はElementメソッドを一つも持ちません。
  2. $関数をobjectタグやembedタグに使っても、要素への参照を返すだけで、それ以上の処理を行いません。

Swiff関数: remote

JavaScriptからActionScript関数を呼び出します。

構文:

var result = Swiff.remote(obj, fn);

引数:

  1. obj - (要素) Swiffインスタンス(HTMLオブジェクト要素)。
  2. fn - (文字列) Flashムービー内で実行したい関数の名前。

戻り値:

  • (いろいろ) ActionScript関数の実行結果。

例:

var obj = new Swiff('myMovie.swf');
//アラート"This is from the .swf file!".
alert(Swiff.remote(obj, 'myFlashFn'));

注意点:

SWFファイルはExternalInterfaceコンポーネントをコンパイルされていなければなりません。より詳しくは、AdobeドキュメンテーションのExternal Interfaceを見てください。

このドキュメントはMooToolsのドキュメントを元に高橋文樹が翻訳(ちょっと改変)しました。
本家と同じく、Attribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0ライセンスで公表されています。

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