Native: Number

Numberオブジェクトの一連のメソッドです。

参考情報:

注意:

プロトタイプ、ジェネリクス双方の形式において、すべてのMathオブジェクトメソッドがNumberオブジェクトにコピーされています。

Numberメソッド: limit

二つの範囲内に数を制限します。

構文:

myNumber.limit(min, max);

引数:

  1. min - () 最小値。
  2. max - () 最大値。

戻り値:

  • () 二つの制限値に収まる数。

例:

(12).limit(2, 6.5);  //戻り値: 6.5

(-4).limit(2, 6.5);  //戻り値: 2
(4.3).limit(2, 6.5); //戻り値: 4.3

Numberメソッド: round

指定した桁まで数値をまとめます。

構文:

myNumber.round([precision]);

引数:

  1. precision - (, オプション: 初期値=0) 小数点以下の桁数。

戻り値:

  • () 丸められた数。

注意:

  • 引数には負の値も取ります。

例:

(12.45).round()   //戻り値: 12

(12.45).round(1)  //戻り値: 12.5
(12.45).round(-1) //戻り値: 10

Numberメソッド: times

渡された関数を指定した回数だけ実行します。

構文:

myNumber.times(fn[, bind]);

引数:

  1. fn - (関数) 反復処理ごとに実行される関数。この関数には現在の反復回数がインデックスとして渡されます。
  2. bind - (オブジェクト, オプション) 関数内で'this'として参照したいオブジェクト。詳しくはFunction:bindを参照のこと。.

例:

(4).times(alert); //Alerts "0", then "1", then "2", then "3".

Numberメソッド: toFloat

ある数を浮動小数点を持つ10進数に変換します。このメソッドは文字列にも数にも有効なので、とても有用です。

構文:

myNumber.toFloat();

戻り値:

  • () 浮動小数点の数。

例:

(111).toFloat(); //戻り値 111

(111.1).toFloat(); //戻り値 111.1

Numberメソッド: toInt

渡された底に基づく進数を返します。toIntは文字列と数の両方で働くので有用です。

構文:

myNumber.toInt([base]);

引数:

  1. base - (, オプション:初期値=10) 進数の底となる値。

戻り値:

  • () 与えられた底に基づく進数で表された数。

例:

(111).toInt(); //戻り値 111
(111.1).toInt(); //戻り値 111

(111).toInt(2); //戻り値 7

このドキュメントはMooToolsのドキュメントを元に高橋文樹が翻訳(ちょっと改変)しました。
本家と同じく、Attribution-NonCommercial-ShareAlike 3.0ライセンスで公表されています。

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