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	<title>高橋文樹.com &#187; 文芸活動</title>
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	<description>小説家高橋文樹が自ら情報を発信するブログです。小説・Web制作などの話があります。</description>
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		<title>この図からベイジアンフィルタを作れば編集者はもういらないんだって</title>
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		<pubDate>Fri, 18 May 2012 10:30:27 +0000</pubDate>
		<dc:creator>高橋文樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[翻訳]]></category>
		<category><![CDATA[出版]]></category>
		<category><![CDATA[自然言語処理]]></category>

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		<description><![CDATA[hon.jpのニュースで「書籍編集は単なる人力ベイジアン・フィルタ」出版社が公開した社内フロー図が作家たちの間で話題にという記事があったのですが、そこで紹介されている図が面白かったので訳してみました。大きい画像はこちら。 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>hon.jpのニュースで<a href="http://hon.jp/news/1.0/0/3353/" target="_blank">「書籍編集は単なる人力ベイジアン・フィルタ」出版社が公開した社内フロー図が作家たちの間で話題に</a>という記事があったのですが、そこで紹介されている図が面白かったので訳してみました。大きい画像は<a href="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2012/05/bis-big.png" target="_blank">こちら</a>。</p>
<div id="attachment_2081" class="wp-caption aligncenter" style="width: 610px"><a href="http://www.weldonowen.com/blog/how-book-born-because-you-kids-love-infographics"><img class="size-full wp-image-2081" title="how a book is born (because you kids love the infographics) から" src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2012/05/bookisborn-e1337319210897.png" alt="how a book is born (because you kids love the infographics) から" width="600" height="722" /></a><p class="wp-caption-text">how a book is born (because you kids love the infographics) から</p></div>
<p>この図はもともと出版社のブログ記事<a href="http://www.weldonowen.com/blog/how-book-born-because-you-kids-love-infographics" target="_blank">how a book is born (because you kids love the infographics)</a>で紹介されたものだったようですが、その記事自体は別にベイジアンフィルタがどうこうということについては言っていません。たぶん何か嫌なことがあったんでしょう。タイトルもちょっと挑発的で、「本がどうやって生まれるか（お前らガキどもはインフォグラフィックスが好きだからな）」というニュアンスでしょうか。</p>
<p>hon.jpによればこのブログ記事が別のブログ記事によって「こんな業務フローなら、ただのベイジアンフィルタなんだから、すぐIT化できちゃうよ」と話題になっているそうです。</p>
<blockquote><p>このようなものが、いまさらなぜ作家や職業ブロガーたちの間で話題となっているかというと、実は書籍の編集業務が単純な2系統のベイジアン系アルゴリズム（図右の「有名作家コース」と左「一般作家コース」）で構成されているという事があるブログの指摘で判明したこと。<cite><a href="http://hon.jp/news/1.0/0/3353/" target="_blank">hon.jp DayWatch</a>より</cite></p></blockquote>
<p>ただ、どこで話題になっているのかはまったくわかりませんでした。「あるブログ」を教えてプリーズ。</p>
<h2>ところで、ベイジアンフィルタってなに？</h2>
<p>一応、説明しておきますと、ベイジアンフィルタとは機械学習による分類方法でして、スパムメールの判定とかに使われています。ちょっと前に話題になった<a href="http://d.hatena.ne.jp/AntiBayesian/20111125/1322210338" target="_blank">なぜ「主人がオオアリクイに殺されて1年が過ぎました」なのか？</a>という記事を参考にしてください。</p>
<p>要するに、ある特定の情報の分類を機械に学習させ、自動的にふるい分けるという方法ですね。</p>
<p>hon.jpによれば、有名人コースと一般人コースによってフローがわかれる典型的な2系統なので、ベイジアンフィルタが適用しやすいよということです、ハイ。</p>
<h2>ホントにそんなことできるのか</h2>
<p>編集者いらないとか言うと炎上しちゃうかもしれませんが、既存の編集者のほとんどは基本的に右側のツリー、つまり有名人コースでの仕事が主なんじゃないかと思います。</p>
<p>編集者というのは沢山の本や記事を扱っているので、基本的にはシュアな結果が求められます。毎回冒険してられないですからね。そうなると、有名人との仕事が多くなります。文芸書では有名で売上が保証されている先生から原稿を貰う方が、無名の新人に原稿書かせるより期待値が大きいですからね。</p>
<p>インタビューなんかでも、有象無象に話を聞くのはあまりなくて、「誰お前」という人でもその業界ではわりかし有名人だったりします。覆面座談会も中身はほとんど編集者の友達とかですよ。女子大生の覆面座談会なんて、合コンの口実なんじゃないかとさえ思います。</p>
<p>僕がいままで会ってきた編集者でも、「誰々と仕事をした」ということを自慢する人は多かったですが、「誰々を売り出した」という自慢をする人はほとんどいなかたですね。奥ゆかしいだけなのかもしれませんが。「自分と会った人は後に売れっ子になるというジンクスがあるんですよ」とか言う人は、そういえば沢山いますね。</p>
<p>編集者といってもほとんどは普通のサラリーマンなので、無名の才能をバコバコ発掘している人は超少数派、普通は会社の看板背負ってルート営業ですよ。</p>
<p>要するに、「有名人コース」における編集者の仕事というのはあんまり変わらなくて、ベイジアンフィルタを適用するとしたら、「一般人コース」が主になるんじゃないでしょうか。文学新人賞の一次選考とかベイジアンフィルタでもいいと思います。</p>
<h2>おまけ</h2>
<p>ちなみに、このhon.jpを読んで「おっ」となったのは、僕が現在破滅派で連載中のシリーズ『メタメタな時代の曖昧な私の文学』<a href="http://hametuha.com/essaie/3655/" target="_blank">グッド・ルーザーになるための準備はできているか</a>と同じこと言っていたからです。興味のある人は読んでみてください。</p>
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</div>
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</ol></p>]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>著作権は出版産業が見た一夜の夢だったりして</title>
		<link>http://takahashifumiki.com/literature/reading/2027/</link>
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		<pubDate>Sun, 29 Apr 2012 00:33:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>高橋文樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>
		<category><![CDATA[中国]]></category>
		<category><![CDATA[出版]]></category>

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		<description><![CDATA[実はここ数日、文芸以外のとある芸術的なジャンルのお仕事を依頼されていたのですが、あまりにも話が大きくなってしまい、僕では無名すぎてダメということでポシャってしまいました。地球を救うためのZ戦士を選んでいたら僕だけチャオズ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>実はここ数日、文芸以外のとある芸術的なジャンルのお仕事を依頼されていたのですが、あまりにも話が大きくなってしまい、僕では無名すぎてダメということでポシャってしまいました。地球を救うためのZ戦士を選んでいたら僕だけチャオズだったという悲しいお話です。</p>
<p>まあ、それは過ぎたことなのでもういいのですが、そのお仕事の舞台というのが中国だったのですね。中国といえばパクリ大国というのは皆さんご存知の通り。良いモノがあったら即パクり、それを非難されると「いいものがあったら真似するのは当たり前」と言ってはばからないらしい、ということを見聞した人も多いでしょう。海賊版については周知の通り。</p>
<p>コンテンツを提供する側でも半ば匙を投げているところがあるそんな国でオリジナリティを発揮するにはどうしたらいいかと考えていたのですが、それがそもそも間違った考えだったのではないかということを、お仕事がポシャってから思うようになりました。</p>
<p>というのも、つい先日『剽窃の弁明』という本を読み終えたのですが、その中で興味深い節に出会ったのです。</p>
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<p><em>価格: </em>￥ 2,520</p><p><em>著者: </em>ジャン=リュック エニグ</p><p><em>クリエーター: </em>Jean‐Luc Hennig, 尾河 直哉</p><p><em>出版社: </em>現代思潮新社</p><p><em>出版日: </em>2002-02</p><p><em>商品カテゴリー: </em>単行本</p><p><em>ページ数: </em>222</p><p><em>ISBN: </em>4329010127</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" />
</div>
<blockquote><p>このように、剽窃にたいする厳しい非難にはひとつの歴史があり、その歴史は本質的に書店をめぐる歴史だったのである。<ins>中略</ins>事実、剽窃が専門的な仕事の対象になり始めたのは、そして、それまで不正でないどころか望ましいものでさえあった盗みを人が訴えるようになったのは、十九世紀初頭からのことにすぎない。<cite>ジャン＝リュック・エニグ著・尾河直哉訳『剽窃の弁明』現代思潮新社, 2002年, p.101</cite></p></blockquote>
<blockquote><p>剽窃を成功させるためには剽窃するだけでよいなどとだれが言ったのか？ めくら滅法に木を拾ってくればヴァイオリンになるとでもいのうだろうか？ たとえそれがカエデ材であっても。〈剽窃自体が問題ではない。すべてはそこからなにを作るかに懸かっている〉。規則はこれだけ。だから、剽窃者の関心は際だつことにある。<cite>前掲書, p.111</cite></p></blockquote>
<blockquote><p>「書くとは、淫売をすることです。色目を使いい、自らの体を売ることです」とヴィオレット・ルデュックは言っていた。今日、いくにんかの作家たちのナルシスティックな思い上がりは滑稽に見えないだろうか？ かつて、自由に作品の流通する時代があった。歴史上おそらく最も長い時代だったろう。作品を公開しているいじょう、与られているも同然、配られているも同じことと考えられていたのだ。<cite>前掲書, p.147</cite></p></blockquote>
<p>出版というものが大きな産業になるとともに、書店側の圧力からオリジナリティが尊重されるようになったというのはある意味頷けるところがあります。</p>
<p>3, 4年前だったと思うのですが、朝日新聞の特集で中国の出版がいま激アツだということを読んだ覚えがあります。スクラップしたので家のどこかにあるとは思うのですが…… とにかく、長い間政府による統制が続いていた中国では、出版が斜陽産業となりつつある日本とは異なり、出版市場は成長産業だそうです。これを逆に考えると、「中国には近代的出版産業は存在していなかったのでオリジナリティを尊重する文化はまだそもそも生まれていない」ということになるのではないかと。これはおそらく出版に限らず、利益追求型メディアが存在することが著作権の生まれる条件なのでしょう。</p>
<p>現在の日本を考えてみると、この「利益追求型メディア」が少しずつ弱まっている状況です。となると、当然著作権を尊重する圧力は弱まるわけであり、著作権自体も弱くなって行きます。二次創作文化が大きな勢力になりつつあるのは、文化的階梯を駆け上がっているというよりは、売る側と買う側のパワーバランスが変わった結果に過ぎないとも言えます。</p>
<p>マクルーハンは地球村という概念を導入していますが、人類がよりクールな状態へ移行して部族化していっていると仮定すると、著作権がなくなるのはそんなに悪いことではありません。コミュニティAとコミュニティBが利益相反することなく存在しうるならば、お互いのパクリを容認するという状況が生まれてもおかしくないですからね。現時点でも具体例は見つかるんじゃないでしょうか。</p>
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<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3-%E3%81%A1%E3%81%8F%E3%81%BE%E5%AD%A6%E8%8A%B8%E6%96%87%E5%BA%AB-W-%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B9-%E3%82%B4%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%B3/dp/4480086684%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4480086684" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41016FK2GJL._SL160_.jpg" border="0" alt="マクルーハン (ちくま学芸文庫)" /></a></p>
<p><em>価格: </em>￥ 1,260</p><p><em>著者: </em>W.テレンス ゴードン</p><p><em>クリエーター: </em>W.Terrence Gordon, 宮澤 淳一</p><p><em>出版社: </em>筑摩書房</p><p><em>出版日: </em>2001-12</p><p><em>商品カテゴリー: </em>文庫</p><p><em>ページ数: </em>223</p><p><em>ISBN: </em>4480086684</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" />
</div>
<p>あまり遠い未来のことを考えてもしょうがないですが、「著作権を尊重する感情はかなり特殊な文化環境において発生する」と考えた方がいいのかもしれないですね。著作権というものは「古代アステカで少女が生贄にされていた」とか「中世ヨーロッパの神父は村娘の処女を貰う権利があった」とか、そういう類のものなのかもしれません。</p>
<p>昔、作家を志す友人が太宰治の文章を読んで「俺が書いたことにしたい」と言うのを聞いた時は「未開人のような奴だ」と思ったものですが、あれは<strong>僕の中の近代</strong>がそう思っただけだったのでしょう。</p>
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</ol></p>]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://takahashifumiki.com/literature/reading/2027/feed/</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>忠実なファンは1000人で足りるか〜電子書籍時代の皮算用〜</title>
		<link>http://takahashifumiki.com/literature/reading/1813/</link>
		<comments>http://takahashifumiki.com/literature/reading/1813/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 20 Dec 2011 03:00:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>高橋文樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>
		<category><![CDATA[お金]]></category>
		<category><![CDATA[電子書籍]]></category>

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		<description><![CDATA[先日、達人出版会という電子書籍出版社から『ケヴィン・ケリー著作集１』が出ていたのでダウンロードしてみました。これはその雑感です。 『ケヴィン・ケリー著作集１』の見所 ケヴィン・ケリーという人はWIREDというアメリカの週 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>先日、達人出版会という電子書籍出版社から『<a href="http://tatsu-zine.com/books/kk1" target="_blank">ケヴィン・ケリー著作集１</a>』が出ていたのでダウンロードしてみました。これはその雑感です。</p>
<h2>『ケヴィン・ケリー著作集１』の見所</h2>
<p>ケヴィン・ケリーという人はWIREDというアメリカの週刊アスキーみたいな雑誌の元編集長です。PLAYBOYやEsquireと同じように日本オリジナルの記事と原書翻訳の混じった日本語版も出していましたが、休刊してから最近復活しました。ちなみに、サイゾーを作った人はWIRED日本語版の編集長だった人です。</p>
<p>で、このケリーさんはわりと含蓄のある人で、技術系の話題を中心としながらも広い視点に基づいた記事を書いています。この著作集はその記事を<a href="http://memo7.sblo.jp/" target="_blank">堺屋七左衛門</a>という方が<a href="http://www.genpaku.org/" target="_blank">プロジェクト杉田玄白</a>への参加活動の一環として翻訳したものです（偉いですね）。ぼくにとってとりわけ興味深かったのは以下の記事です。</p>
<ul>
<li>千人の忠実なファン</li>
<li>忠実なファンの支援による生計の実態</li>
<li>千人の忠実なファンの反例</li>
</ul>
<p>「千人の忠実なファン」はわりと話題になったので、知っている人も多いと思います。</p>
<h3>それほど多くなくていいはずの忠実なパトロン達</h3>
<p>技術的なことに明るくないはずの人たちも一度は「ロングテール」という言葉を聞いたことがあると思いますが、「千人の忠実なファン」モデルはこの「ロングテール」モデルが見通している問題に対する一つの回答です。</p>
<blockquote><p>よく知られているように、ロングテールは2種類の人々にとって良いニュースである。一つは、少数の幸運な集積業者、たとえばアマゾンやネットフリックス。もう一つは60億人の消費者。これら2種類のうち、消費者のほうが無限のニッチに隠れている財産からより多くの恩恵を受けていると思う。</p>
<p><cite>前掲書 「第2章　千人の忠実なファン」</cite></p></blockquote>
<p>ぼくはリアルタイムで読んでいませんが、ロングテールという当時もてはやされたバズワードに対し、新しい視点を提供したケリー氏の意見はおそらくインターネット本来の自立的な個の意識を尊重しているという意味で、わりと話題になったと思います。</p>
<p class="message notice">ちなみに、哲学者スラヴォイ・ジジェクはインターネットに不可欠のネットワーク規格であるイーサネットについて、おもしろい語源解説をしています。いわく、Ethenetの語源はEter（エーテル＝光を媒介する元素＝魂が最後に辿り着く汚れなき場所）だそうです。つまり、イーサネットを経由してインターネットに入った人は魂のみとなる、開発者達はそう願って名付けた、という詩的な指摘ですね。</p>
<p>こうしたケリー氏の指摘を図示したものが同書に載っています。</p>
<div id="attachment_1815" class="wp-caption alignnone" style="width: 602px"><img class="size-full wp-image-1815" title="前掲書 「第2章　千人の忠実なファン」より" src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/12/IMG_0805.png" alt="前掲書 「第2章　千人の忠実なファン」より" width="592" height="361" /><p class="wp-caption-text">前掲書 「第2章　千人の忠実なファン」より</p></div>
<p>プレイヤーごとにまとめるとこんな感じですね。</p>
<table>
<thead>
<tr>
<th>プレイヤー</th>
<th>100万人のファン</th>
<th>1000人のファン</th>
<th>1人のファン</th>
</tr>
</thead>
<tbody>
<tr>
<th>ディストリビューター（ex. Amazon）</th>
<td>儲かる</td>
<td>儲かる</td>
<td>儲かる</td>
</tr>
<tr>
<th>アグリゲーター（ex. 出版社）</th>
<td>儲かる</td>
<td>儲からない</td>
<td>儲からない</td>
</tr>
<tr>
<th>クリエイター（ex. 作家）</th>
<td>食える</td>
<td>食える</td>
<td>食えない</td>
</tr>
</tbody>
</table>
<p>このように、インターネットの時代において、忠実なファンのレベルをある程度獲得すれば、これまで食えなかった制作者が食えるようになるという大変心強い意見でした。</p>
<h3>1000人（以上）の忠実なファンがいる作者の実例</h3>
<p>この『ケヴィン・ケリー著作集１』をいま改めて読んでみると、きちんとフォローアップがされていることが興味深いです。なんでもそうですが、話題になったものの続編はあまり話題にならないのが世の常。その中、ケリー氏は果敢にも、あるミュージシャンの具体的なケースを紹介しています。ケリー氏の主張する「1000人の熱心なファン」モデルに則って活動しているそのミュージシャンは、自説を裏付ける制作者へのインタビューに興奮するケリー氏をなだめながら、このように主張します。</p>
<blockquote><p>自分でささやかな避難壕を掘るための新しいツールがあっても、飢えたアーティストはたぶん飢えたままだろう。でも過去にそうであったように、一部のアーティストはそのツールを使って砂の城を、すなわち偉大な芸術作品を作ることだろう。</p>
<p><cite>前掲書「第８章　忠実なファンの支援による生計の実態」</cite></p></blockquote>
<p>このアーティスト、ロバート・リッチ氏の意見には含蓄があります。あたらしいツールが登場したからといって、まったくアーティストではなかった人が完全なアーティストになれるわけではありません。Webは誰でも作品を発表できる場を提供してくれましたが、プロモーションは大変ですし、Twitterで大量のフォロワーを集めているのが有名人であることを鑑みても、包丁が変わったからといって料理がうまくなるわけではないということでしょう。</p>
<h3>価格の側面から</h3>
<p>同書にはこれまた興味深い記事があります。「第９章　千人の忠実なファンの反例」です。この章では、実際にそうした活動を行っているアーティストを集め少ないながら統計を示しています。</p>
<div id="attachment_1814" class="wp-caption alignnone" style="width: 610px"><img class="size-large wp-image-1814" title="「第９章　千人の忠実なファンの反例」より" src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/12/IMG_0804-600x190.png" alt="「第９章　千人の忠実なファンの反例」より" width="600" height="190" /><p class="wp-caption-text">「第９章　千人の忠実なファンの反例」より</p></div>
<p>この表からケリー氏が導き出した結論は以下のようなものでした。</p>
<blockquote><p>「忠実なファン」への直接販売で全ての生活費を稼いでいる人はごくわずかである。そのわずかな人は、CDのような低価格の商品ではなく、絵画のような高価な商品を販売している。</p>
<p><cite>前掲書「第９章　千人の忠実なファンの反例」</cite></p></blockquote>
<p>これは確かに頷けるところがあります。「生計を立てる」となると、年齢にもよりますが、最低でも年間300万〜600万円ぐらいのレンジは超えていないとどうしようもありません。1000人程度のファンで考えた場合、一人あたりの利用金額は3000〜6000円／年となります。これぐらいなら使えるかなーという額ですね。</p>
<p>ただし、消費者としての自分の人生で振り返ってみると、これだけの額を払ったのは電気GROOVEだけですし、それも13歳〜22歳の9年間だけでした。となると、当然単価の高いものを出している制作者の方が「千人の忠実なファン」モデルに向いていることになります。また、ある程度コンスタントに作品を発表することも求められます。</p>
<p>これは作家・漫画家・ミュージシャンなどにとってあまりよくない結果でしょう。ミュージシャンは「ライブ」という高価な商品（マドンナはこれで成功したと言われてますね）がありますが、作家・漫画家といった印刷メディアの住人には難しいところがあります。ここら辺はヴァルター・ベンヤミン『複製技術時代の芸術作品』なども併せて読んでおきたいところです。</p>
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<p class="tmkm-amazon-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB-%E4%BB%96%E4%BA%94%E7%AF%87-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%87%E5%BA%AB%E2%80%95%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B-%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3/dp/4003246322%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4003246322" target="_blank">ボードレール 他五篇 (岩波文庫―ベンヤミンの仕事) <small>[書籍]</small></a></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AB-%E4%BB%96%E4%BA%94%E7%AF%87-%E5%B2%A9%E6%B3%A2%E6%96%87%E5%BA%AB%E2%80%95%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%81%AE%E4%BB%95%E4%BA%8B-%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC-%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%A4%E3%83%9F%E3%83%B3/dp/4003246322%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4003246322" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/518IcW9Q8hL._SL160_.jpg" border="0" alt="ボードレール 他五篇 (岩波文庫―ベンヤミンの仕事)" /></a></p>
<p><em>価格: </em>￥ 882</p><p><em>著者: </em>ヴァルター ベンヤミン, 野村 修</p><p><em>出版社: </em>岩波書店</p><p><em>出版日: </em>1994-03-16</p><p><em>商品カテゴリー: </em>文庫</p><p><em>ページ数: </em>357</p><p><em>ISBN: </em>4003246322</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" />
</div>
<h3>どれぐらいのファンがいればいいのか</h3>
<p>ケリー氏は「忠実なファン」をこのように定義します。</p>
<blockquote><p>「忠実なファン」とは、あなたが創作したものを何でもかんでも購入する人のことである。</p>
<p><cite>前掲書「第2章　千人の忠実なファン」</cite></p></blockquote>
<p>なんでもかんでも購入してくれるファンを作るのは結構難しいです。ぼくが電気GROOVEに対してお金を払ったことは書きましたが、それはあくまで9年間の間です。最近も電気GROOVEが出した（いい意味で）クソみたいなiPhoneアプリを買いましたが、「そもそも最近は買うべきものが余りない」というのも「お金を落とさない（せない）」一つの理由ではあります。制作者側の立場からしても、常に作り続けられるわけではありません。</p>
<p>こうしたことを鑑みると、「常に最低で千人は忠実なファンがいる」というのは、意外と高いハードルです。文芸の世界でいうと、本を出して必ず1万部売れる作家がいたら、それはかなりいい作家のはずです。有名な作家でも初版3万部とかですからね。そういう意味で1000人というのはけして少なくない数です。「それができるなら既存のメディアでも成功しているだろ」と思う人もいることでしょう。</p>
<p>ただし、アーティストのような職業はもともとそんなに楽なものではないし、儲かるものでもないというのは昔から変わりません。「インターネット時代になって食えるようになる作家」のパターンとしては、初版では3000部しか売れない作家、そこそこ売れるけど諸々の諸事情により書籍を出し続けられない作家、売れるけど出版社としてリスキーな作風の作家、コンテンツはそれほど魅力的ではないが人として魅力的な作家といったあたりでしょうか。ファンの人数は単価によって変える必要があります。単価が安い制作者（ぼくのように電子書籍を100円で売ったりする場合）は、10,000人ぐらいファンがいないとやっていけないでしょうね。</p>
<p>既存のメディアにはないレスポンシビリティ（受け手によってコンテンツを最適化するなど）がインターネットの魅力ではありますので、それをどう打ち出していくかが目下の課題です。</p>
<p>個人的に難しいと思うのは、「獲得したファンとの関係をいかに保つか」です。ぼくは生まれながらにしてファンサービスをしない人種なので、ここをどうにかしたいですね。正月に実家に帰ったら、母親になぜ自分がこんな風に育ってしまったのかを質問しようと思います。</p>
<h2>終りに</h2>
<p>なんか長くなりそうなので、ひとまずは筆を置きます。このように、『<a href="http://tatsu-zine.com/books/kk1" target="_blank">ケヴィン・ケリー著作集１</a>』は大変示唆に富んだ書物なので、みなさんも是非読んでみてください。個人的には、<a href="http://tatsu-zine.com/" target="_blank">達人出版会</a>さんのように専門性を打ち出したコンテンツアグリゲーターにはがんばってもらいたいです。</p>
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		</item>
		<item>
		<title>小学校の同級生がテクニカルタームを駆使して批判してくる夢</title>
		<link>http://takahashifumiki.com/literature/dream-diary/1417/</link>
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		<pubDate>Thu, 16 Jun 2011 01:59:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>高橋文樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[夢日記]]></category>
		<category><![CDATA[文学フリマ]]></category>

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		<description><![CDATA[夢の中で詳細な批判メールを受け取った話。メールの内容にびっくりしたので、すぐにメモする。 ＝＝＝ここから夢＝＝＝ 僕は何かの用事で新橋の巨大な郵便局に来ている。郵便局は16階建で、どのフロアも人が溢れかえんばかりになって [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>夢の中で詳細な批判メールを受け取った話。メールの内容にびっくりしたので、すぐにメモする。</p>
<p><strong>＝＝＝ここから夢＝＝＝</strong></p>
<p>僕は何かの用事で新橋の巨大な郵便局に来ている。郵便局は16階建で、どのフロアも人が溢れかえんばかりになっている。何度かフロア間を往復しているうちに、エレベーターの中で見たことのあるイタリア人とのハーフ（なぜイタリア人とわかったかというと、知っているからだ）に再開する。話しかけると、向こうはこちらのことを覚えていなかったが、連絡先を交換しようというと、快諾される。向こうのiPhoneのバンプで情報を送ると、携帯に僕の顔写真が表示される。「ほら、登録されてる。一回あったことあるんだよ」名前はジュンというようだった。ジュンはへえっと感心したように言い、また会うことに関してはやぶさかではないようだった。僕は遊ぶ約束をして郵便局を後にする。その子と一度知り合ってからなぜいままでずっと会わずにいたのか、なにか気まずくなるようなことをしたのではなかったか、などということを考えながら郵便局を後にする。</p>
<p>ガード下にある駐車場で高校時代の友人Sに再会する。大学時代などによく一緒に遊んでいたので、「おまえジュンっていうイタリア人のハーフ覚えてる？」と尋ねる。詳細を尋ね返されたので説明すると、Sのかつての彼女の友達だという。そう言われてみるとそうだった気がする。Sとその彼女はすでに別れているので、それ以上会話は続かなかったが、ジュンに合コンしてくれるか聞いてみようと提案すると、「行くよ」という返事がある。もしかしたら昔の彼女が来てしまうかもしれないと気づいたが、Sと彼女がどのようにして別れたか知らなかったので深く考えないことにする。</p>
<p>その後、Sと別れ、僕は奥秩父へ出かける。奥秩父には秘境があり、夏でも凍った沢が見られるというのだ。僕は一人で奥秩父に行く。奥秩父はとても混んでいて、夏の富士登山のようだった。高齢者が凍った沢の上で泣きながら救助を訴えている。なぜ素人が沢登をするのか、とても意外な気がする。</p>
<p>沢登を終え、休憩所のレストランで休んでいると、小学校で6年間同じクラスだったKからメールが届く。内容は僕の<a href="http://bunfree.net">文学フリマ</a>に対する姿勢について批判するものである。</p>
<ul>
<li>文学フリマは一対多の従来型コミュニケーションのホイールスイッチとして機能しているので、小説からは少し離れたほうがいい</li>
<li>文学フリマにはすでに文学フリマの生態系があるので、それを壊さないようにしなくてはならない</li>
<li>小説から遠く離れてという蓮實重彦の本があるが、そもそも小説はもっと離れた場所でやった方がいい。</li>
</ul>
<p>つぶさには理解出来ないが、メールの文面を読むとインラインで返信されているので、そういう議論を交わしていたようだ。</p>
<p>奥秩父は寒かったが、小学校の同級生から批判されたことでかなりのショックを受ける。ホイールスイッチとはなんのことを言っているのか理解できないが、言い回しとしてはかっこ良さそうなのでどこかで使おうと思う。</p>
<p><strong>＝＝＝ここまで夢＝＝＝</strong></p>
<p>驚きのあまり目が覚める。枕元の携帯をチェックしてみるが、そういうメールは届いていない。あと、ジュンというイタリア人ハーフの連絡先もない。ただ、ジュンはどこかで見た顔だったので、そういう知り合いがいるんだと思う。夢なので特にオチはない。</p>
<p>No related posts.</p>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ねむれニッポン</title>
		<link>http://takahashifumiki.com/literature/reading/1332/</link>
		<comments>http://takahashifumiki.com/literature/reading/1332/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 01 Apr 2011 17:22:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>高橋文樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>
		<category><![CDATA[旅]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://takahashifumiki.com/?p=1332</guid>
		<description><![CDATA[何か人々を勇気づけるようなことを書かねばならないと気負ったまま三週間が経過し、ついにエイプリルフールも過ぎてしまいました。 アメリカ西部開拓時代、凄まじい災難に全てを失い、それでもなお生き残った男の物語を書いて読んだ人を [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>何か人々を勇気づけるようなことを書かねばならないと気負ったまま三週間が経過し、ついにエイプリルフールも過ぎてしまいました。</p>
<p>アメリカ西部開拓時代、凄まじい災難に全てを失い、それでもなお生き残った男の物語を書いて読んだ人を勇気づけようと思っていたのですが、やっぱり違うなと気づきました。僕はそもそも人を勇気づける類いの人間ではないのです。結局のところ、焦らせたり、不安にさせたりする方が得意なのだ……というのが僕の懺悔です。</p>
<p>自分の無力を噛み締めながら、僕がいま何をしているかというと、金子光晴の『どくろ杯』を読んでいます。『どくろ杯』は金子夫妻の上海紀行の旅程を記した本です。どん底にいた貧乏詩人金子とその不貞の妻森三千代の道中が独特の筆致で綴られています。とにかくひどい話です。</p>
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<p class="tmkm-amazon-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A9%E3%81%8F%E3%82%8D%E6%9D%AF-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%87%91%E5%AD%90-%E5%85%89%E6%99%B4/dp/4122044065%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4122044065" target="_blank">どくろ杯 (中公文庫) <small>[書籍]</small></a></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%A9%E3%81%8F%E3%82%8D%E6%9D%AF-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%87%91%E5%AD%90-%E5%85%89%E6%99%B4/dp/4122044065%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4122044065" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/415GB0G1R3L._SL160_.jpg" border="0" alt="どくろ杯 (中公文庫)" /></a></p>
<p><em>価格: </em>￥ 760</p><p><em>著者: </em>金子 光晴</p><p><em>出版社: </em>中央公論新社</p><p><em>出版日: </em>2004-08</p><p><em>商品カテゴリー: </em>文庫</p><p><em>ページ数: </em>297</p><p><em>ISBN: </em>4122044065</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" />
</div>
<p>なぜ僕が『どくろ杯』を読んでいるかというと、冒頭部に関東大震災直後のことが綴られていたのを思い出したから。関東大震災はいわずとしれた大災害ですが、常々「縞状力学」を提唱し、現在と大正時代の類似点が気になってしかたがない僕にとっては今こそ読み直す作品でした。時間的に前後するところはありますが、好況、不況、震災、恐慌……という流れがにわかに思い起こされます。</p>
<p>金子は関東大震災についてこう書いています。</p>
<blockquote><p>この瞬間以来、明治政府が折角築きあげて万代ゆるぎないつもりの国家権力のもとで、心をあずけて江都以来の習性になったあなたまかせで安堵していた国民が、必ずしもゆるぎのない地盤のうえにいるのではなかったということを、おぼろげながらも気が付きはじめたようにみえた。<cite>金子光晴『どくろ杯』中公文庫, 1976年, P.10</cite></p></blockquote>
<p>3月11日以降で世界は変わってしまったと思っている人は多いと思います。住んでいる地域にもよるとは思いますが、いずれにせよ、同じ気持ちでは生きられないと僕は感じています。</p>
<p>金子は<q cite="金子光晴『どくろ杯』中公文庫, 1976年, P.10">私の不器用な旅のきっかけは、遡って、あの地震の頃にはじまったということができる</q>と書いています。そして、帰ってきた金子を待っていたのは、恐慌の後に訪れた先の大戦でした。金子は息子の兵役を拒否するために、松葉で息子をいぶして喘息にさせたそうです。</p>
<p>不安を煽っても仕方ないのですが、この先の日本がどうなっていくのか、注意深く耳を澄ませつつ、今は静かに眠ろうかなと思います。被災された方はとても快適に眠れないだろうとは思いますが、それでもやっぱり眠った方が、ずっといいはず。</p>
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<p class="tmkm-amazon-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AD%E3%82%80%E3%82%8C%E5%B7%B4%E9%87%8C-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%87%91%E5%AD%90-%E5%85%89%E6%99%B4/dp/412204541X%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D412204541X" target="_blank">ねむれ巴里 (中公文庫) <small>[書籍]</small></a></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AD%E3%82%80%E3%82%8C%E5%B7%B4%E9%87%8C-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB-%E9%87%91%E5%AD%90-%E5%85%89%E6%99%B4/dp/412204541X%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D412204541X" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/4101B0MK83L._SL160_.jpg" border="0" alt="ねむれ巴里 (中公文庫)" /></a></p>
<p><em>価格: </em>￥ 840</p><p><em>著者: </em>金子 光晴</p><p><em>出版社: </em>中央公論新社</p><p><em>出版日: </em>2005-06</p><p><em>商品カテゴリー: </em>文庫</p><p><em>ページ数: </em>354</p><p><em>ISBN: </em>412204541X</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" />
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		<title>もうすぐ絶滅するという紙の書物について語るエーコがついでにダン・ブラウンをDISる</title>
		<link>http://takahashifumiki.com/literature/reading/1300/</link>
		<comments>http://takahashifumiki.com/literature/reading/1300/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 04 Mar 2011 01:00:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>高橋文樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書日記]]></category>
		<category><![CDATA[イタリア文学]]></category>
		<category><![CDATA[出版]]></category>
		<category><![CDATA[印刷]]></category>
		<category><![CDATA[言語]]></category>
		<category><![CDATA[電子書籍]]></category>

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		<description><![CDATA[かなり前ですが、「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」という本をジャケ買いならぬ装丁買いをしたので、その感想を書きます。 帯に書いてある「電子書籍」はほとんど出てこない まず、この本の帯に「紙の本は、電子書籍に駆逐さ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_1301" class="wp-caption alignleft" style="width: 310px"><a href="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/03/R0010557-e1299244159883.jpg"><img src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/03/R0010557-e1299244159883-300x225.jpg" alt="もうすぐ絶滅するという紙の書物について" title="もうすぐ絶滅するという紙の書物について" width="300" height="225" class="size-medium wp-image-1301" /></a><p class="wp-caption-text">もうすぐ絶滅するという紙の書物について</p></div>
<p>かなり前ですが、「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」という本をジャケ買いならぬ装丁買いをしたので、その感想を書きます。</p>
<h2>帯に書いてある「電子書籍」はほとんど出てこない</h2>
<p>まず、この本の帯に「紙の本は、電子書籍に駆逐されてしまうのか？」と書いてあり、タイトルもあれなので、てっきり電子書籍本かと思ってしまいますが、あんまり関係ありません。ちょろっと触れているところもありますが、基本はウンベルト・エーコとジャン＝クロード・カリエール（フランス人映画脚本家）の古書コレクション自慢話です。そういう点で、電子書籍本だと期待して買うと後悔するかもしれません。</p>
<p>もっとも僕が買った目黒の文教堂だったかどこだかでは「海外文学」の棚に刺さっていたので、間違えて買う人も少ないかもしれませんが。</p>
<p>基本的にエーコおよびカリエールの態度は以下に挙げるように「書物というものは車輪と同じように完成された発明品である」という意見が繰り返されます。</p>
<blockquote><p>物としての本のバリエーションは、機能の点でも、構造の点でも、五百年前となんら変わっていません。本はスプーンやハンマー、鋏と同じような物です。一度発明したら、それ以上うまく作りようがない。<cite>ウンベルト・エーコ, ジャン＝クロード・カリエール「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」2010, 阪急コミュニケーションズ, P.24</cite></p></blockquote>
<p>ただ、面白いのは「自宅が火事になったらどうするか」という質問に対し、エーコがこんな風に答えているところですね。</p>
<blockquote><p>書物の話をさんざんしておいてなんですが、私の場合、今まで書いたもののすべてが入っている、二五〇ギガの外付けハードディスクを持って逃げますね。<cite>前掲書, P.59</cite></p></blockquote>
<p>エーコはかなり早くからパソコン使って原稿を書いていたりしたらしく、そういう意味では割り切って新しいものを取り入れていってるみたいですね。ちなみに僕は自分の書いたすべての原稿をMacbook + <a href="http://www.dropbox.com/">Dropbox</a> + TimeMachineで<a href="http://timesoftware.free.fr/timemachineeditor/">3時間ごと</a>に<a href="http://www.sky-s.net/sky-blog/archives/2010/04/25-230923.php">ネットワークHDDにバックアップ</a> + 最終稿を印刷して天袋に保存しているので、自宅が全焼してDropboxが潰れない限りは大丈夫でしょう。</p>
<h3>グーテンベルク以降と以前</h3>
<p>書物とはいったい何なのかという根源的な問題を考える上で、グーテンベルクによる活版印刷術の発明以降と以前を比較するのはとても有効だと思うんですが、そうしたことに関するヒントが幾つか得られます。マクルーハンなどにもちょろっと言及しているので、そういうことに興味がある人は以前言及した「<a title="「グーテンベルクからグーグルへ」を読んで" href="http://takahashifumiki.com/literature/reading/738/">グーテンベルクからグーグルへ</a>」と併せてオススメです。</p>
<p>また、世界に48冊しかないという古書マニア垂涎の「<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/グーテンベルク聖書">グーテンベルク聖書</a>」が日本に１冊ある話なんかも出てきます。今慶應大学のサイト<a href="http://www.humi.keio.ac.jp/treasures/incunabula/B42-web/b42/html/index_jp01.html">慶應本グーテンベルク聖書</a>で公開されているので、見てみると面白いかもしれません。パッと見、一昔前のテキストサイトみたいな見映えですが、内容は本物ですよ。</p>
<h3>博覧強記のエーコもダン・ブラウンは嫌い？</h3>
<p>基本的にこの本はエーコとカリエールの博学に「へー」っと感心しながら読むものなのですが、何度かダン・ブラウンをDISる（といっても、軽く揶揄する程度）場面がありました。</p>
<p>やっぱり、ダン・ブラウンを一躍世界的作家にした「ダヴィンチ・コード」はエーコの「薔薇の名前」とネタ的にかぶるところがあったから、嫌いなんですかね。</p>
<p>そいうえば、先日J-Waveを聞いていたら、「レディー・ガガがマドンナの曲をパクった」という話題が出ていて、それについてクリス・ペプラーが「マドンナはわりと寛容だけど、レディ・ガガは自分とキャラがかぶっているから許さないかも」というようなことを言っていました。ここら辺、下衆の勘繰りかもしれませんが、エーコとて人の子かという感じです。</p>
<h2>装丁がかっこいい</h2>
<p>さて、この本を買ったのは装丁がかっこよかったからです。黒いカバーに銀箔押し＋ウンベルト・エーコというだけでもかっこいいのですが、写真にあるように、小口の部分が青く塗られているんですね。</p>
<div id="attachment_1303" class="wp-caption alignleft" style="width: 160px"><a href="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/03/R0010561-e1299244309304.jpg"><img src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/03/R0010561-e1299244296984-150x100.jpg" alt="カバーを外しても黒字に銀" title="カバーを外しても黒字に銀" width="150" height="100" class="size-thumbnail wp-image-1303" /></a><p class="wp-caption-text">カバーを外しても黒字に銀</p></div>
<div id="attachment_1302" class="wp-caption alignleft" style="width: 160px"><a href="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/03/R0010559-e1299244204209.jpg"><img src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/03/R0010559-150x100.jpg" alt="小口の部分が青い" title="小口の部分が青い" width="150" height="100" class="size-thumbnail wp-image-1302" /></a><p class="wp-caption-text">小口の部分が青い</p></div>
<div id="attachment_1304" class="wp-caption alignleft" style="width: 160px"><a href="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/03/R0010563-e1299244356757.jpg"><img src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/03/R0010563-150x100.jpg" alt="1ページずつ染まり具合が違う" title="1ページずつ染まり具合が違う" width="150" height="100" class="size-thumbnail wp-image-1304" /></a><p class="wp-caption-text">1ページずつ染まり具合が違う</p></div>
<div id="attachment_1305" class="wp-caption alignleft" style="width: 160px"><a href="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/03/R0010564-e1299244456518.jpg"><img src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2011/03/R0010564-e1299244430511-150x100.jpg" alt="このランダム加減がモノっぽい" title="このランダム加減がモノっぽい" width="150" height="100" class="size-thumbnail wp-image-1305" /></a><p class="wp-caption-text">このランダム加減がモノっぽい</p></div>
<p class="clrL">しかもこれ、インクに浸したような感じでランダムな塗り方になってます。一ページごとに違うんですね。どうやって作るのかは知りませんが、束に束ねてインク壷に浸すんでしょうか。手作業でやってたら面白いですね。何万部も売れる本じゃないだろうから、手作業でもいけるのかもしれません。</p>
<p>今の時代、文字情報は必ずしも本でなくてもよくなりました。Webは巻物みたいで見辛いという意見をたまに目にしますが、巻物と冊子の違いが出ないぐらい短い文章等も世にはありますので、書物の特権が剥奪されたことは間違いありません。ある程度のボリュームを持った本はこれからより「物っぽさ」をまとって、差別化を図っていくことでしょう。これからは装丁に凝った本が増えてくるんじゃないでしょうか。装丁に凝った本がずらりと並ぶ書店というのを想像すると、革命前夜というか、<q cite="太宰治「右大臣実朝」">明ルサハ滅ビノ姿デアロウカ</q>というか、胸がソワソワしますね。</p>
<p>というわけで、ご興味ある方はご一読を。</p>
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<p class="tmkm-amazon-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%99%E3%81%90%E7%B5%B6%E6%BB%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E7%B4%99%E3%81%AE%E6%9B%B8%E7%89%A9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B3/dp/4484101130%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4484101130" target="_blank">もうすぐ絶滅するという紙の書物について <small>[書籍]</small></a></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%99%E3%81%90%E7%B5%B6%E6%BB%85%E3%81%99%E3%82%8B%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E7%B4%99%E3%81%AE%E6%9B%B8%E7%89%A9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6-%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%BC%E3%82%B3/dp/4484101130%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4484101130" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51BKYxVcPOL._SL160_.jpg" border="0" alt="もうすぐ絶滅するという紙の書物について" /></a></p>
<p><em>価格: </em>￥ 2,940</p><p><em>著者: </em>ウンベルト・エーコ, ジャン=クロード・カリエール</p><p><em>クリエーター: </em>工藤 妙子</p><p><em>出版社: </em>阪急コミュニケーションズ</p><p><em>出版日: </em>2010-12-17</p><p><em>商品カテゴリー: </em>単行本</p><p><em>ページ数: </em>472</p><p><em>ISBN: </em>4484101130</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" />
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</ol></p>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>保護中: 十九世紀からずっと繭に巻かれていた人の家へいく</title>
		<link>http://takahashifumiki.com/literature/dream-diary/1224/</link>
		<comments>http://takahashifumiki.com/literature/dream-diary/1224/#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 19 Jan 2011 14:00:39 +0000</pubDate>
		<dc:creator>高橋文樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[夢日記]]></category>
		<category><![CDATA[東欧]]></category>

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		<title>新しき村を訪問してきました</title>
		<link>http://takahashifumiki.com/literature/hametuha/1107/</link>
		<comments>http://takahashifumiki.com/literature/hametuha/1107/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 19 Nov 2010 02:40:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>高橋文樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[破滅派]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[文学フリマ]]></category>
		<category><![CDATA[田舎]]></category>

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		<description><![CDATA[12/5（日）に文学フリマが開催され、そこで破滅派七号が頒布されます。ロケチリ×今日マチ子のコラボがナタリーで取り上げられるなど、かなり注目されていますが、他にも幾つか面白い特集をする予定です。 このブログの人気コンテン [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div id="attachment_1108" class="wp-caption alignleft" style="width: 235px"><a href="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2010/11/R0010450-e1290099012501.jpg"><img src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2010/11/R0010450-225x300.jpg" alt="新しき村の入り口" title="新しき村の入り口" width="225" height="300" class="size-medium wp-image-1108" /></a><p class="wp-caption-text">新しき村の入り口</p></div>
<p>12/5（日）に<a href="http://bunfree.net">文学フリマ</a>が開催され、そこで破滅派七号が頒布されます。<a href="http://hametuha.com/syoko/announcement/roc_x_machiko_kyou/">ロケチリ×今日マチ子のコラボ</a>が<a href="http://natalie.mu/music/news/40684">ナタリーで取り上げられる</a>など、かなり注目されていますが、他にも幾つか面白い特集をする予定です。</p>
<p>このブログの人気コンテンツに山梨開拓日誌がありますが、実はこれ、単に破滅派の別荘を作るというだけでなく、新しい生き方の模索としてなされていた壮大な計画なんですね。破滅派七号の特集「破滅コミューン2010」では、その壮大な計画の一端を紹介しようと思っています。「芸術家村」みたいなものは幾つもあるのですが、「破滅コミューン2010」では文学者である<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%8D%E6%9D%91">武者小路実篤が行った新しき村創設運動</a>を取り上げ、先駆者の足跡を辿ります。</p>
<p>とりあえず新しき村の紹介ムービーを作ったので、ご興味ある方はご覧になってください。一人で取材に行ったので、テンションは若干低めです。<br class="clrL" /></p>
<p><object width="480" height="385"><param name="movie" value="http://www.youtube.com/v/O_2WNYI2eMg?fs=1&amp;hl=ja_JP"></param><param name="allowFullScreen" value="true"></param><param name="allowscriptaccess" value="always"></param><embed src="http://www.youtube.com/v/O_2WNYI2eMg?fs=1&amp;hl=ja_JP" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="480" height="385"></embed></object></p>
<p>武者小路実篤が新しき村の創設を始めたのが33歳のときで、僕は今年31歳です。ちょうど同じぐらいの年齢だったこと思うと、人間の考えることというのは大体同じなんだなと感慨深いです。ただ、実篤はトルストイの影響下で始めたので、そこはちょっと異なります。</p>
<p>ちなみに、タイトルは朝日新聞のゼロ年代書籍ランキングでも上位に入った「滝山コミューン一九七四」のパクリです。この本、内容もいいですが、装丁もかっこいいですよね。</p>
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<p class="tmkm-amazon-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%BB%9D%E5%B1%B1%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%B8%80%E4%B9%9D%E4%B8%83%E5%9B%9B-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8E%9F-%E6%AD%A6%E5%8F%B2/dp/406276654X%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D406276654X" target="_blank">滝山コミューン一九七四 (講談社文庫) <small>[書籍]</small></a></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E6%BB%9D%E5%B1%B1%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%B3%E4%B8%80%E4%B9%9D%E4%B8%83%E5%9B%9B-%E8%AC%9B%E8%AB%87%E7%A4%BE%E6%96%87%E5%BA%AB-%E5%8E%9F-%E6%AD%A6%E5%8F%B2/dp/406276654X%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D406276654X" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41oJUMLQNSL._SL160_.jpg" border="0" alt="滝山コミューン一九七四 (講談社文庫)" /></a></p>
<p><em>価格: </em>￥ 630</p><p><em>著者: </em>原 武史</p><p><em>出版社: </em>講談社</p><p><em>出版日: </em>2010-06-15</p><p><em>商品カテゴリー: </em>文庫</p><p><em>ページ数: </em>352</p><p><em>ISBN: </em>406276654X</p>
<hr class="tmkm-amazon-clear" />
</div>
<p>また、文学フリマまでに幾つか告知エントリーを上げる予定です。どんな内容になるかはお楽しみに！　今話題のトピックである電子書籍についても取り上げますよ。</p>
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</ol></p>]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>国際ブックフェア2010の電子書籍が盛り上がっていたけど文芸同人誌はどうする？</title>
		<link>http://takahashifumiki.com/literature/911/</link>
		<comments>http://takahashifumiki.com/literature/911/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 11 Jul 2010 15:53:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>高橋文樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[文芸活動]]></category>
		<category><![CDATA[お金]]></category>
		<category><![CDATA[同人誌]]></category>
		<category><![CDATA[電子書籍]]></category>

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		<description><![CDATA[ちょっと固くて大げさなタイトルですが、先日行われた国際ブックフェアに行ってきたので、その感想をば。 昨今、巷を騒がせている電子書籍ですが、今は「電子書籍とはなんぞや」という段階から、「どんなサービスがあるか」という段階ま [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>ちょっと固くて大げさなタイトルですが、先日行われた国際ブックフェアに行ってきたので、その感想をば。</p>
<p>昨今、巷を騒がせている電子書籍ですが、今は「電子書籍とはなんぞや」という段階から、「どんなサービスがあるか」という段階まで具体化が進んでいます。</p>
<p>僕が行ったのは土曜日だったので、一般ユーザが出版社のブースに長蛇の列を作っていた（割引で買えるから？）のですが、金曜日は電子書籍のブースが大盛り上がりだったそうです。</p>
<p>たぶん、出版社の人が電子書籍のサービス選定を行うために仕事として来ていたりしたんでしょうね。</p>
<p>で、僕も株式会社破滅派の代表として出版社のフリをしながらいろんなブースを回ってきました。</p>
<p>サービスを大別すると、だいたい以下の3つ。</p>
<ol>
<li>iPhoneおよびiPad向けにiTunesで売れる単体アプリをオーサリングできるもの</li>
<li>iBooksやKindleなどの既存電子書籍プラットフォーム向けのデータ（ePub）をオーサリングするもの</li>
<li>iBooksのような電子書籍販売プラットフォームを立ち上げたもの</li>
</ol>
<p>一番多かったのは1で、その次に3ですかね。まだiBooks向けというのは少なかったです。</p>
<p>文芸同人誌という超零細資本がこれらのサービスをいかにして使っていくかについて、ちょっと検証したいと思います。</p>
<p>考えるべき問題点としては以下の2点です。</p>
<ol>
<li>オーサリング（コンテンツの変換）コストにはどんな種類があって、どれぐらいかかるのか？</li>
<li>そのサービスを利用した結果生まれたコンテンツは他に再利用できるか？</li>
</ol>
<h2>1.オーサリングコストはどれぐらい？</h2>
<p>オーサリングコストとして取られるのは3種類。</p>
<ol>
<li>オーサリングそのものに対する費用</li>
<li>作品が売れるたびにレベニューシェアとして取られる費用（テラ銭）</li>
<li>契約費用のようなもの（会費）</li>
</ol>
<p>全部取るところもありますし、一つしか取らないところもあります。ただ、ほとんどのところはテラ銭を取ると思います。取らないところもありますが、そこはオーサリングフィーが8万でした。</p>
<p>オーサリングコストは3万〜5万ぐらいが相場っぽいですね。</p>
<p>テラ銭を取られる場合、これはすなわちAppleやKindleのしょっぴくテラ銭（売り上げの30%〜35%）からさらに引かれるということなので、<strong>手元に入ってくるのは60%〜50%</strong>でしょうか。</p>
<p>この取り分はおそらく、すでにサービスとして運営しているパピレスとかの相場と同じだと思います。なぜかはわかりませんが、版元の取り分は常に六割ぐらいなんですね。</p>
<p>このあと書きますが、利益計算はこうした数字を加味して行うことになると思います。</p>
<h2>2.コンテンツの再利用性</h2>
<p>さて、ほとんどの電子書籍オーサリングサービスはPDFや画像を利用しており、コンテンツの作成ツールとしてInDesignを想定しています。</p>
<p>中にはHTMLみたいな独自形式を用いているところもありましたが、テキスト系のものは少なかったですね。</p>
<p>PDFならPDFでもいいんですが、その場合、見えないコストとしてオーサリングフィーの増加が考えられます。</p>
<p>以前、破滅派でもKindle向けにPDFを作ったことがありましたが、結局Kindle向けのサイズに変更する必要がありました。</p>
<p>段落スタイルなどを高度に使いこなせばいろんなレイアウトでパブリッシュできるというのがInDesignの建前ですが、なかなかそこまではできないと思います。Webサイトのカラムサイズと同じ歴史を辿るんですかね。</p>
<p>たとえば、最近話題になったAirもiPhone用とiPad用で2つのアプリを作りましたが、それは「端末の画像サイズの違い」によります。iPad用のものをiPhoneで見ると、小さすぎて一々拡大しないといけなくなりますからね。</p>
<p>いまは端末の選択肢がほとんどないので、iPhoneとiPadぐらいですが、その他の端末が出てきた場合、それに対応する必要がでてきます。</p>
<p>どこも「オーサリング」とは言っていますが、最終的なレイアウトはこちらで用意する必要があるので、このコストはこちら持ちです。</p>
<p>また、iPhoneアプリを生成するようなサービスの場合、書き出したデータがたとえばAndroidマーケットで使えるかというと、使えないと思います。</p>
<p>新しいプラットフォームに対応する場合、再度オーサリングを行う必要が発生し、なおかつコストも発生します。</p>
<h3>文芸同人誌胸算用</h3>
<p>さて、上記の2点をふまえ、定価500円の同人誌で色々計算してみると&#8230;</p>
<p>テラ銭をしょっぴかれて手元に入ってくる売り上げは価格の半分である250円。</p>
<p>会費やオーサリングコストが一回で3万かかるとして、これを消化する最低ダウンロード数は120ダウンロード。</p>
<p>「そんなんでいいの？」って数字ですね。</p>
<p>ただし、これではまだオーサリングコストを回収しただけにすぎません。</p>
<p>ここから原稿料とかを乗っけていくとなると、まともな原稿料を払うには、ムムム&#8230;といった感じですね。</p>
<p>今後、AndroidとかKindleとかが少しずつ普及してくれば、その一つ一つに対して「オーサリングコストが幾らで、マーケット規模はどれぐらいで、単価が幾らで」とか色々考えなくてはならなくなるでしょう。</p>
<p>とはいえ、現状ではiTunesしかまともな選択肢はないので、すでに原稿はあって、それを電子化する合意が寄稿者と取れているんなら、やってみて損はないと思います。</p>
<p>まあ、「オーサリングコストが発生」っていっても、サイズ変えればいいだけなんで、そんなに大変ではないですね。</p>
<p>特にいまは電子書籍を出すことそのものがプレゼンスを高めることになるので、やって損はないと思います。</p>
<p>破滅派も出そうかなっと思っていますが、僕以外の誰かがInDesignをいじってくれないことには時間的に無理っぽいです。</p>
<p>破滅派でInDesign勉強会でもやろうかな。</p>
<p>いずれにせよ、理想の形式は「一回コンテンツ作ったら電子書籍も紙の書籍も『ポチッとな』で作れてしかもテラ銭はタダ同然、マーケティングフィーも原資いらず！」というものであることに変わりはないので、早くそうなんないかっと。</p>
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</ol></p>]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ル・クレジオ講演＠東大本郷キャンパスに行ってきました</title>
		<link>http://takahashifumiki.com/literature/760/</link>
		<comments>http://takahashifumiki.com/literature/760/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 01 Dec 2009 02:46:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>高橋文樹</dc:creator>
				<category><![CDATA[文芸活動]]></category>
		<category><![CDATA[フランス文学]]></category>
		<category><![CDATA[リポート]]></category>
		<category><![CDATA[講演]]></category>

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		<description><![CDATA[ル・クレジオ死亡説を唱えていた僕でしたが、去る11/29に東大本郷キャンパスでル・クレジオ氏の講演が行われました。 お題目は「フィクションという探求 Une quête nommée fiction」です。 日仏会館にて [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://takahashifumiki.com/others/138/">ル・クレジオ死亡説</a>を唱えていた僕でしたが、去る11/29に東大本郷キャンパスでル・クレジオ氏の講演が行われました。</p>
<p>お題目は「フィクションという探求 Une quête nommée fiction」です。</p>
<p>日仏会館にて27日に行われた<a href="http://www.mfjtokyo.or.jp/event/00291/detail.html">大江健三郎氏との対談</a>は知らぬ間に予約が終了していましたが、東大での講演を主催するのは僕の在籍していた東大仏文科。OB特権により楽勝で入れるだろうと思っていたところ&#8230;.</p>
<div id="attachment_761" class="wp-caption alignleft" style="width: 310px"><a href="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2009/12/IMG_0275.JPG"><img class="size-medium wp-image-761" title="生ル・クレジオを見られるのは赤い番号だけ" src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2009/12/IMG_0275-300x225.jpg" alt="生ル・クレジオを見られるのは赤い番号だけ" width="300" height="225" /></a><p class="wp-caption-text">生ル・クレジオを見られるのは赤い番号だけ</p></div>
<p>一時間前に行ったのに既に満席！　プロジェクタで同時通訳を聞きながらの「中継席」しか空いてませんでした。ショック。</p>
<p>とまあ、仏文の人たちも大人気すぎてちょっとテンパっていたようです。まあ、しょうがないよね。学者なんだから。スーフリとかならこういうときに上手く捌くんでしょうが。</p>
<p>聞きにきている人たちの中には、それほど文学に関わりを持たなそうな人も多かったようです（完全に偏見ですが）。普段ル・クレジオに興味をもたないであろう人まで呼び寄せるとは、さすがノーベル賞パワー。</p>
<p>両隣の方々はフランス語を解したようで、しきりにメモを取っていましたが、僕は「ふん、俺にはiPhoneがある！」とばかりにボイスレコーダーを起動。講演を録音して何か（？）に使おうと思っていたんですが、途中でiPhoneが落ちたため、断念。機械はまだ、鍛え上げられた人間に勝てないのか&#8230;</p>
<p>内容は大体こんな感じでした。メモ取らなかったんで忘れました。</p>
<dl class="clrL">
<dt>日本の印象</dt>
<dd>30年前に来た時は和服を着た女の人がいっぱい歩いていた。浅草とか特にそうだった。今は全然いない。日本はとても発展を遂げた国になった。これはいいことでもあり、悪いことでもある</dd>
<dt>「モンド〜海を見たことがなかった少年〜」ぐらいから創作態度が変わったようだが、何かあるのか</dt>
<dd>メキシコやタイに行って変わった。しかし、基本的な創作姿勢は一貫している（うろ覚え）</dd>
</dl>
<p>自分でも驚くほど覚えていないですね。</p>
<div id="attachment_762" class="wp-caption alignright" style="width: 235px"><a href="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2009/12/IMG_0266.jpg"><img class="size-medium wp-image-762" title="ぽつんとル・クレジオ" src="http://s.takahashifumiki.com/wp-content/uploads/2009/12/IMG_0266-225x300.jpg" alt="ぽつんとル・クレジオ" width="225" height="300" /></a><p class="wp-caption-text">ぽつんとル・クレジオ</p></div>
<p>他、質問タイムなどもありました。個人的に面白かったのは、「私は共著で小説を出したことがあるのですが、辛すぎて辞めました。どうしたら上手く書けますか」という身も蓋もない質問です。「いっぱい読んで書け」みたいな返事を貰ってました。そりゃそうだろ。</p>
<p>その後、中継室にル・クレジオ氏が表れました。プロジェクター越しに氏を見ていた聴衆達は拍手でお出迎え。</p>
<h3>懇親会へ突入</h3>
<p>これにて講演はお開きとなったのですが、主催の仏文科で懇親会が行われました。僕はOB特権を利用してそこへ突入。手伝いは一切せずにワインを飲んでいました。</p>
<p>そこへル・クレジオ氏が登場。さっきはプロジェクター越しでしたが、今度は生ル・クレジオだ！</p>
<p>ところが、教授達がル・クレジオを取り囲み、つけいる隙無し。僕も僕でそんなに聞きたいことがなかったので、遠巻きに見守るのみでした。感想は「娘（？）が別嬪だった」「背が高いな」ぐらいですかね。</p>
<p>ル・クレジオ氏はおつかれのようで、二〇分ほどでご退席。その後は残ったワインを漁りながら、ロスジェネ文系ポスドクの友人達と鬱病からの復活方法などについて話し合った次第です。</p>
<p>まとまらないけど、終わり。日本でのル・クレジオ人気が高まって、「黄金探索者」などが復刊するといいですね&#8230;と思ったら池澤夏樹の世界文学全集に入ってたわ。</p>
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<p class="tmkm-amazon-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%BC%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%84%E3%81%AF%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E3%81%AE%E5%86%A5%E7%95%8C-%E9%BB%84%E9%87%91%E6%8E%A2%E7%B4%A2%E8%80%85-%E6%B1%A0%E6%BE%A4%E5%A4%8F%E6%A8%B9-%E5%80%8B%E4%BA%BA%E7%B7%A8%E9%9B%86-%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%96%87%E5%AD%A6%E5%85%A8%E9%9B%86/dp/4309709613%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4309709613" target="_blank">フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-9) <small>[書籍]</small></a></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%BC%E3%81%82%E3%82%8B%E3%81%84%E3%81%AF%E5%A4%AA%E5%B9%B3%E6%B4%8B%E3%81%AE%E5%86%A5%E7%95%8C-%E9%BB%84%E9%87%91%E6%8E%A2%E7%B4%A2%E8%80%85-%E6%B1%A0%E6%BE%A4%E5%A4%8F%E6%A8%B9-%E5%80%8B%E4%BA%BA%E7%B7%A8%E9%9B%86-%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%96%87%E5%AD%A6%E5%85%A8%E9%9B%86/dp/4309709613%3FSubscriptionId%3D0Q5JKQGKGX1PM5K1CPG2%26tag%3Dtakahashifumiki-22%26linkCode%3Dxm2%26camp%3D2025%26creative%3D165953%26creativeASIN%3D4309709613" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51J%2BXZGjysL._SL160_.jpg" border="0" alt="フライデーあるいは太平洋の冥界/黄金探索者 (池澤夏樹=個人編集 世界文学全集 2-9)" /></a></p>
<p><em>価格: </em>￥ 2,940</p><p><em>著者: </em>ミシェル・トゥルニエ, J・M・G・ル・クレジオ</p><p><em>クリエーター: </em>榊原 晃三, 中地 義和</p><p><em>出版社: </em>河出書房新社</p><p><em>出版日: </em>2009-04-11</p><p><em>商品カテゴリー: </em>単行本</p><p><em>ページ数: </em>532</p><p><em>ISBN: </em>4309709613</p>
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</div>
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