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タグ: フランス文学

ルイ=フェルディナン・セリーヌ『戦争』
読書日記

セリーヌの未発見小説『戦争』を読んだ

三年ぐらい前にフランスの大作家ルイ=フェルディナン・セリーヌの未発表原稿が大量に発見されたというニュースが出ました。 さて、今回の『戦争』だが、舞台は第1次世界大戦、セリーヌが20歳の時、参戦して大けがを負った体験に基づ […]

読書日記

アゴタ・クリストフ『悪童日記』の続編を読んだら思いのほかよかった

20年ぐらい前の大学生のとき、アゴタ・クリストフ『悪道日記』が文庫化されたので読みました。当時はノーベル賞を受賞しておらず、もちろん存命中で、「亡命文学の旗手」みたいな扱いだったかと思います。『悪道日記』自体は普通に面白 […]

雑記

おフランスに行ってきました

先日、WordCamp Europeというイベントがあったので、おフランスに行ってきました。といっても、このブログではWordPressネタを減らして、残りはCapital Pというサイトで書いていこうと思っているので、 […]

読書日記

日本人が中国に『服従』する日は来るか

ミシェル・ウエルベックの新作『服従』を読み終えたので、感想をば。一ヶ月以上経過してしまいましたが。 さて、本作は大学で文学を教える主人公フランソワ(だっけ?)を中心に話が進められるのですが、なによりもまず、スキャンダラス […]

読書日記

ピケティが語る21世紀の資本と19世紀のパリ

遅ればせながら読みました。『21世紀の資本』。原題は “LE CAPITAL du XXIe siècle” なので、本来は『21世紀の資本論』と訳すべきでしょう。マルクス『資本論』の原題は &# […]

読書日記

地図と領土と資本主義のカタログ

もし小説家のオリンピックが開かれたとしたら、フランス代表として金メダル候補になるだろう作家、ミシェル・ウエルベック。そんな彼の新作を去年に購入し、やっと読み終えたので書評を書きます。ウエルベックは新作が出たら必ず買うよう […]

読書日記

運命は才能だ〜イレーヌ・ネミロフスキー『フランス組曲』について〜

先日(といってもかなり前ですが)、母校の東大仏文科の集まりに参加して、恩師の塚本先生から『フランス組曲』という本を薦められました。野崎先生が訳しているので、多少盛ってるのかなーと思ったのですが、これがなかなかどうして心揺 […]

雑記

山梨開拓日誌〜いざ生きめやも編〜

だいぶご無沙汰の山梨開拓日誌です。今回はなんと、まったく開拓をしないどころか、開拓を今後しばらくできなくなりそうだというご報告です。 さて、最近は山梨に週末訪れ、一日をレジャーに、もう一日を二軒目の建築にと使っていたので […]

読書日記

作家の異常な運命、または私はいかにして戦争を愛するようになったか

ここ最近はBookLiveという電子書籍アプリで『To LOVEる ダークネス』を貪り読んでいましが、ついに大著『慈しみの女神たち』を読み終えました。半年ぐらいかかりましたよ。 さて、件の書物なのですが、これはフランスで […]

雑記

崖の上のバルト

先日、宮崎駿の最新作「崖の上のポニョ」をようやっとテレビで見ました。色々と感じることがあったので、一筆したためます。 「崖の上のポニョ」を見て一番最初に思ったのは、なぜ宮崎駿はこの歳になってこんな作品を作ったのだろうとい […]

文芸活動

ル・クレジオ講演@東大本郷キャンパスに行ってきました

ル・クレジオ死亡説を唱えていた僕でしたが、去る11/29に東大本郷キャンパスでル・クレジオ氏の講演が行われました。 お題目は「フィクションという探求 Une quête nommée fiction」です。 日仏会館にて […]

文芸活動

「対談・日本語の危機とウェブ進化」について思ったこと

このブログでも何度か言及している水村美苗さんの「日本語が亡びるとき 英語の世紀の中で」(以下、本書)ですが、Web上での反響は凄まじく、一種の「国語論」として受け止められている感があります。 僕も多くの方と同じように、こ […]

高橋文樹ニュースレター

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